カラーインク交換せずにモノクロ印刷継続

当該機種は、「モノクロ印刷のみ可能」が可能な機種です。
https://faq.brother.co.jp/app/answers/detail/a_id/9315
この表示が出ている期間（約1か月）はカラーインクが無くてもモノクロ印刷が可能です。詳しくはURL先を確認してください。

モノクロインクが無くなった場合は、例え期間内でも無理でしょう。なお期間が過ぎれば例えモノクロインクが残っていても印刷は停止します。

すでにご存知かとは思いますが、現在のインクジェットプリンターの発色方法は、色の三原則を使った合成です。従ってカラー印刷は必ず全色が必要です。では黒色はどうでしょう。実は黒色もカラーインクの合成で出しています。印刷設定画面に“黒インクのみでモノクロ印刷をする”と言う様な選択がない限り、例えモノクロ印刷であってもカラーインクを使います。なのでモノクロ印刷ばかりでもカラーインクが減るし、カラーインクが1色でも無くなった場合は停止してしまいます。

色の三原色では、シアン、マゼンタ、イエローのそれぞれの混合比を100%で混ぜる事により黒になります。各色の混合比を変えることにより様々な色を出しています。じゃあなぜ黒インクもあるの？と言う話になりますが、何かで読んだ受け売りの話のはなりますが…各色インクは不純物が混在しており、合成しても完全な黒にはならないため、それを補完するために黒インクが使われるとの事。また写真や印刷物のメリハリの為とも。

今のインクジェットプリンターの仕様が、ほぼ全てのメーカーに同じです。メーカーによっては一定条件でのみ黒インクのみでの印刷が可能な機種を出しています。ただ印刷可能期間は限られており永久的ではありません。そしてモノクロ印刷のみ可能な期間内にインクを補充してください…と言うのがメーカーの要望です…と言うか、補充しない限り最終的には動かなくなります。