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印刷を続けるためにはインクカートリッジを交換してください
2014/09/27 01:29
- インク残量検出機能をリセットし、再度残りを使用できる方法はありませんでしょうか?
- Brother DCP-J4215Nプリンターには、マゼンダ、シアン、イエローのインクカートリッジを交換する必要があります。
- PCモニターでエラーメッセージが表示され、印刷を続けるためには十分なインクが必要です。
インク量を認識しなくなった。(購入時搭載の純正品)
【機種名】 : 複合機DCP-J4214N
【PCのOS】 : Windows7
【接続方法】: 無線
【状況及び症状】:
町内の書類印刷(95%以上黒色)を主に行っています。
黒色がなくなったのでカートリッジを交換(純正品)し印刷が再開できました。
ステータスモニターで残量確認はできていましたが。ついでに他のインク残量を目視確認しました。
他の3色はカートリッジを水平にしてインクが確認できる残量があります(半分以上の残量)
確認後、再セットするとインク量を認識しなくなりました。(カートリッジは認識しています)
インク残量検出機能をリセットし、再度残りを使用できる方法はありませんでしょうか?
【エラー表示】:PCモニターでのエラーメッセージ
インクカートリッジを交換してください
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印刷をするのに十分なインクがありません。(Brother DCP-J4215N Printer)
印刷を続けるには、下記のカートリッジを交換してください。
マゼンダ、シアン、イエロー
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※OKWaveより補足:「ブラザー製品」についての質問です。
質問者が選んだベストアンサー
プリンタの修理屋です。
専門外のメーカーで、一部推測も入りますけど、特別異常な現象という事でもないでしょうし、この機械の仕様と考えたほうがよいかも。
インクジェットプリンタでは、インクタンクの位置で、オンキャリッジ方式、オフキャリッジ方式という2つの方式があります。
キヤノンの普通の機械は、蓋を開けるとインクタンクが交換位置に来て、そこでインクを交換します。
エプソンのEP-801A~EP-804Aまでのモデルは、本体の正面右下のあたりにインクタンクをセットするところがあったと記憶しています。
キャリッジというのは、プリントヘッドを乗せている台のことを言います。左右に往復して動きます。
キヤノンはキャリッジの上にインクを乗せていますので「オンキャリッジ」、エプソンの上記の機種は「オフキャリッジ」と言うことです。
ブラザーは伝統的にオフキャリッジではなかったかと思います。
オンキャリッジ方式の場合、往復運動するキャリッジにインクタンクが乗り重たくなりますので、駆動部のパワーも必要になりますし、反転するときの慣性力が大きくなりますので、高速印字には不向きといえます。
オフキャリッジは可動部分の質量が小さくなりますので、高速印字が可能になりますし、高精細の印字も行いやすいわけです。
ただし、インクの供給方式に関しては各社ともに苦労しているようです。
インクジェットプリンタはノズルに溜まった古いインクを除去するために「クリーニング」と言う動作があります。
ノズルの側(排出側)から吸引してインクを出します。
ノズルへのインク供給は、どちらの方式でも、インクタンク側からポンプで送り出すようなことはしていません。吸引するためのパージユニットで引いています。
ヘッド内部にある程度インクを溜めて、それは表面張力(毛管現象)を使ってノズルまで送り、ヘッド内部のインクがなくなると吸引してためるわけです。
オフキャリッジ方式では、インクタンクから長いチューブでインクを吸引するのですが、これが曲者です。
途中で接合部がどうしてもできますし、ノズル面での密着の問題もあります。
また、インクタンクを不用意に外してエアを吸引すると、引かなくなります。
オンキャリッジは重力が味方をしてくれますけど、オフキャリッジではかなり大きなハードルになる事があります。
そのため、インクの残量警告が出ても、タンクの中にはかなりのインクが残るようで、エプソンはそのことをHPで書いています。
(ブラザーは、そういう細かい案内に関しては無頓着なイメージです)
完全に使いきると、エアを吸ってしまい、最悪の場合、二度と吸引してくれなくなるようです。
もったいないとは思いますけど、メーカーは、その分は多く封入しているはずです。(メーカーはそういうはずです)
残ったものをどうにかしようとしても、難しいでしょうね。
プリンタ本体に余計な負荷をかけて、壊す可能性が高くなります。
私はキヤノン専門ですけど、エプソンのEP系では「インクが出なくなった」、「インクタンクを認識しない」と言うトラブルを多く感じます。
そのせいか、エプソンもEP-805Aからは、オンキャリッジに戻したようです。
キヤノンも20年位前の、BC-130J、BJ-330J、BJC-820Jなどはオフキャリッジ方式で、修理の時にはインクタンクが1セットパーになる事もありました。
一度インク経路が空になると、吸引で非常に苦労しました。当時のインクは大きくて1色5,000円位していました。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
今後のためには
モノクロインクジェットプリンタかレーザープリンタの購入も検討してください。
また、印刷物が差し込み印刷等一部一部違うものでなければ
印刷所に頼むのも意外と低コストです。
お礼
2014/09/27 13:35
助言ありがとうございます。
説明不足でしたが、主に自治会配布資料の原本作成に使用し、
実配布は自治会所有のレーザープリンタでコピー印刷しています。
ですから、それほどランニングコストは考慮していませんでしたが、…
自治会役が終わったらファミリーユーズ専用になります。
純正インクを購入し差し替えてみたら満量認識しました。
DCP-J4214N 満足していますが、この辺りを改良していただければ…
3色の半分以上が無駄になってしまいました。
>インク量を認識しなくなりました
「インク量を検知できません」と表示されました
参考URL
純正品に換えてもメッセージが表示される場合は、お客様相談窓口に連絡
Eメールでの問い合わせ一覧
http://www.brother.co.jp/contact/mail/index.htm?prod=dcpj4210n
>インクカートリッジを交換してください
>印刷をするのに十分なインクがありません
>印刷を続けるには、下記のカートリッジを交換してください。マゼンダ、シアン、イエロー
モノクロ印刷のみの場合でもカラーインクは必要です。
インクがない状態 (カートリッジがカチッと装着されていない場合を含む)で、長い時間置かれると、インクヘッドが乾燥し、印刷品質が低下する恐れがあり、それを防ぐため、カラーインクが一つでもない状態では印刷機能が動作しません。
お礼
2014/09/27 13:47
有難うございます。
急ぎの印刷資料があったので他の3色を購入し、無事認識・印刷できました。
「一度セットしたらインク残量が0になって印刷できなくなるまでカセットを抜いちゃいけない」ということですね。
他メーカープリンタではこんなことはなかったのですが、勉強にはなりました。
それにしても認識しなくなったインクが惜しい。
お礼
2014/09/28 20:44
解りやすい解説、情報をありがとうございます。
理解できました。
ただ、ステータスモニタ(インク残量表示)で半分以上残量があったのに「一度取り外すと使えなくなる」というのが残念でなりません。
プリンターさんが「もう使えないよ。インクカートリッジを変えてね!」と言うまで触らないようにします。
有難うございました。