筋トレ

最近の研究で、筋肉を含めた人体の臓器は、それぞれが単独で存在しているものではなくて、複雑なネットワークで繋がっている可能性がわかってきました。

例えば、筋肉が出すIL-6という物質は、免疫の促進と抑制の両方の役割を持っていることが分かってきました。
スポーツ選手は、なんとなく、風邪をひきにくいというイメージを持っていませんか？
それが、イメージではなく、実際、そうなのだという可能性が分かってきたのです。

また、心臓は運動で鍛えるとして、胃や腸の筋肉はどうやって鍛えたら良いのでしょうか？
これも、手足の筋肉を鍛えることで、胃や腸の筋肉も鍛えられるという可能性があることが分かってきました。
例えば、足のトレーニングをすると、トレーニングをしていない手の筋肉量も増えることが分かってきたのです。

昔から、人は足から衰えると言われていて、老人になっても、散歩をして足を鍛えるのが大切だと言われていましたが、それが科学的にも正しいと証明されようとしています。

経営者が人一倍、健康に気を使うのは、やはり、トップとしての責任があるからでしょう。
だから、体を鍛える。
先にも述べたように、運動で体を鍛えることが、本当に「命を鍛える」ことに繋がっている可能性が分かってきたのです。