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なぜ日本人の英語の能力は低いのか?
2023/10/12 20:17
- 日本人の英語の能力はなぜ低いのか?書店やテレビには英語教材がたくさんあるのに、なぜ数百人に一人しか英語ができないのか疑問です。
- 日本ではなぜ英語が使う機会がないのでしょうか?外資系企業を除いて、日本では英語の使用機会は限られているようです。
- なぜ日本人は英語やグローバルに憧れるのに、英語を使う機会がないことを知りながらなのか疑問です。どうして日本人は英語に憧れるのでしょうか?
日本人の英語ができる割合は1%以下らしいですが・・
2017/03/11 16:28
お世話になります。
日本人の英語ができる割合は1%以下らしいです。
また、ワーキングホリデーや留学に行った日本人の95%が、
英語がマスターできずに帰国するそうです。
そこで、以下の疑問がわきました。
1.なぜ、書店やテレビでは英語に関する教材がたくさんあるのに、数百人に一人しか英語ができないのでしょうか?
2.仮に、英語が出来たとしても、なぜ日本では英語が使う機会がないのでしょうか? (ごく一部の外資系などを除いて)
3.英語を使う機会がないとわかっているのに、なぜ日本人は「英語」「グローバル」といったものに憧れるのでしょうか?
私見で結構ですので、ご意見頂けましたら幸いです。
回答 (4件中 1~4件目)
日本人は控えめな性質なので「できない」と言ってしまうんでしょうね。
アメリカ人は「ワタシ日本語できるよ。コンニチワ。テンプラ、スキヤキ、ニンジャ」
ってなものです。
さておき、中国では中学で英語を習った農民工の女子でもマクドナルドでアルバイトして外人観光客の相手をします。
日本人は大学を出ていても中国のマクドナルドで英語で注文することができません。
なぜ? 授業で「会話」を習っていないからですね。
「会話」ができなければ英語ができるとはとても胸を張って言えないです。
この1点こそが最大の弱点だと思います。
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1.なぜ、書店やテレビでは英語に関する教材がたくさんあるのに、数百人に一人しか英語ができないのでしょうか?
不要なことを書いているからでしょう。
2.仮に、英語が出来たとしても、なぜ日本では英語が使う機会がないのでしょうか? (ごく一部の外資系などを除いて)
日本語が通じるからです。
3.英語を使う機会がないとわかっているのに、なぜ日本人は「英語」「グローバル」といったものに憧れるのでしょうか?
昔から舶来品がいいと洗脳されているからでしょう。外国人が「いい」と言って初めて自国の良さに気づく、というおもろい傾向があります。
ちょっと突っ込みますが。
>日本人の英語ができる割合は1%以下らしいです。
ってどこから引いてきたデータでしょうか。
日本人の英語ができる割合は90%以上だというのが私の見解です。
これは
英語ができないと言い張る人間の割合が99%だ
ということの間違いじゃないでしょうか。
その辺に居る人が全然英語ができないという光景は普通見ません。
ハローと言ったり、ユーファインドアウトサイドだとかいろいろつぎはぎにコトバをつないで相手の英米人に状況を伝えられない人はこの日本にはいないはずです。
それが英語ができたことになるか、という話にすぎません。
目の色や毛の色が違った人間が「コニチワ、イツモアリガト、ワタシカンシャシテマス」といったらあなたはどう思いますか。
この人は日本語ができるんだなと思いませんか。
この人が禅文化について日本語で語れないとか、法律用語を話せないということを問題にしますか。
「ワタシメイワクカケタラユテクダサイ、イツデモベンキョシマス」と言ってくれたら感激しませんか。
こういうことが日本語ができるということです。
厚切りジェイソンみたいなのでなければできたと言わないとは普通考えません。
言葉というのは、コミュニケーションの手段なんです。
コミュニケーションが成立したら、それは文字通り通じたということなんです。
たいがいの人間は貿易赤字について米国人と議論できるほどの経済常識や商習慣を知りません。
それはその世界でコミュニケーションがなりたたないということですから、その意味では英語ができません。
それは英語の文法を知らないとか単語を知らないということではなく、空気を知らないだけです。
一方、するすると通じることがあるのは、大学院なんかに行ったらわかりますが学会です。
論文は大体英語ですし、その中の用語をつかって議論するのであれば、大概の学生はアメリカのエキスパート学者と平然と話し合えます。
なぜなら内容を熟知しているからです。SVOCだとかそういう文法なんか考えることもなく、言いたいことがするすると出てくるのです。
だけど、電気回路の学会でそれができる人間が、メキシコ文学で同じことができるかというと全然できません。
当たりまえです。その分野のことを何も知らないのですから。
この人は英語ができる人なんですか、できない人なんですか。
私の判断では、自分の世界、自分の業務とか専門で外国人と意志疎通をできる人間なら全員英語ができるといっていいと思います。
だけど、何かについては誰でも「できない」のです。
日本語の世界で考えてみたらわかりますよ。
専門の人でなくて、例えば文学部で日本文学を学んだ人は、小さい原子の起こすトンネル効果について、日本語ではっきり説明できて人に教えられますか。
量子力学についての知識理解がなかったら到底無理でしょう。
だったらこの人は「日本語ができない」人なんですか。
日本文学をやっていても。
日本人が1億2千万いるとして、源氏物語についてそらんじてしゃべりながらその意味や精神について説明できる人間が何人いますか。
ドナルド・キーンと言う人はそれができます。それ以外に何人いますか。
キーンさんだけが日本語のできる人で、それ以外の1億以上の人間は日本語ができないことになります。
誰が考えたってこの理屈は簡単なんですけど、往々に、こういうことを日本語ができないというように、日本人が英語ができないと言いたがるのです。
では順番にお答えします。
>1.なぜ、書店やテレビでは英語に関する教材がたくさんあるのに、数百人に一人しか英語ができないのでしょうか?
できない人間なんかいません。中学を出ていたらたいがい大丈夫です。できないと思いたがっているだけです。
>2.仮に、英語が出来たとしても、なぜ日本では英語が使う機会がないのでしょうか? (ごく一部の外資系などを除いて)
日本人同士で英語で話し合う理由がどこにありますか。
顧客層を英米人と考えているような楽天みたいな企業じゃなければ、間違いない伝達をするのは日本語の方が確実でしょう。
>3.英語を使う機会がないとわかっているのに、なぜ日本人は「英語」「グローバル」といったものに憧れるのでしょうか?
使う機会はたくさんあるじゃないですか。
私は英語も使いますし、中国語もドイツ語も使いますけど、別に英語に憧れたことは一度もありません。
必要があるとき使うだけです。中国語なんて使いたくはなかったけど、必要があったので使うようになっただけです。
1
英語と日本語では根底から文法が違うからです。英語は主語+動詞+目的語ですが、日本語は(主語+)目的語+動詞です。主語を括弧にしたのは、日常会話では主語が出てくることはほとんどないからです。「こないだ映画を観に行ってさ」って誰が観に行ったのかは一言もいいませんがそれは「私が」が略されているのが暗黙の了解となっています。でも英語は「I watched a movie on theater.」です。どこで観たかを略するとおかしな英語になるので直訳すると「私は映画館で映画を観ました」となる文章にしないといけません。日本語的には「映画館で映画を観る以外の何をするんだよ」ってなってしまいます。
ことさように、日本語と英語は根底から考え方を変えないといけない言語なのです。
一番困るのが「I love you.」の翻訳ですね。え?愛してる?でも日本人が恋人に「愛してる」なんていいますか?いわないでしょ?アメリカ人は日常的にアイラービューはいうけれど、日本人にはアイラービューに該当する言葉がないのです。だから「月が綺麗ですね」になってしまったりするのです。
2
池上彰さんがいっていたのですが、「日本語が学問についていけるレベルの高い言葉だから」だそうです。
どんな学問でも、日本語に訳することが可能です。哲学も数学も、日本語で議論することができます。世界の言語の中には、そういう複雑な単語や議論ができない言語も少なからずあるのです。
その典型がアイヌ語ですね。アイヌ語にはリーダーを示す言葉は酋長を意味する言葉だけ、集落は村に該当する言葉だけしかありません。だから村長も市長も知事も首相も大統領も独裁者もみな同じ言葉です。村も町も都市も全部同じ言葉です。これでは、単純な情報のやり取りはできても学問はできません。
だから、そういう言語が母国語になっている国では、大学の授業は英語やフランス語などの言葉を使わないとできないなんてことになったりするのです。でも日本語はどんな難しい学問も日本語で表現することができます。酸素や大統領など、存在しなかった用語は漢字を組み合わせることで新たに作ることもできます。いよいよとなったらクラウドみたいにカタカナで表記することもできます。
3
日本語は日本国内だけで使われるローカル言語ですからね。今世界でスタンダードとなっている言葉は英語ですから、英語が第一外国語となっています。
旧フランス植民地だった国では、フランス語が第一外国語になっているところがあります。アジア地域では本来は中国語(北京語)が第一外国語になるのかもしれませんが、中国語って発音が難しいですからね。しかも会話語は統一されておらず、北京の人と上海の人と香港の人の間では言葉が通じません。英語ならアメリカ人とイギリス人との間で多少の発音の違いはあっても通じないってことはありませんからね。