国内で自爆テロが起きたら？

どのような組織が自爆テロを行うかですね。日本では爆発物を手に入れることそのものが非常に困難です。花火などで作る爆弾は、自分を殺すくらいの威力がせいぜいです。他人を殺そうと思ったら、軍隊で使われるくらいの高性能な爆薬が必要です。海外で行われる自爆テロのほぼ全てが軍用の爆薬を使っており、つまりテロ組織にそのような爆薬を提供する組織があるということなのです。例えばアメリカを目標にするテロ組織があれば、中国やロシアの情報機関が爆薬を提供するでしょうし、ロシアを目標にするテロ組織があれば、アメリカが爆薬を提供することでしょう。

また自爆テロを連続して起こすには、組織が必要です。個人レベルのテロリスト（ローンオフェンダー）なら、自分が爆発しちゃえばそれで終わりです。
それができるのは狂信的なカルト宗教しかないでしょうね。しかも海外の軍事組織とパイプを持つ団体となりますね。日本だと確かにオウム真理教というのがありましたけどね。

海外のテロリストが日本に来て自爆テロを行うという可能性はなくはないですね。ただ、高性能な爆薬をどのようにして日本国内に持ち込むのかという問題がありますね。
もしそれをやろうとしたら、北朝鮮の協力は不可欠でしょうね。日本にこっそり軍用の爆薬を持ち込めそうなのは北朝鮮くらいでしょうね。中国はもし万が一関係者が日本の警察組織に逮捕されてしまったら国際問題になるどころでは済まないので、そこまでリスクを踏んで日本国内の治安を悪化させる政治的メリットは皆無でしょう。

単発的なテロでは何も変わりません。
戦争が実際に起きて日本に他国から持続的にミサイルが打ち込まれたり銃弾が打ち込まれたりして大勢人が死んで国から戒厳令でも出ない限りいわゆる平和ボケは消えないと思います。

今の日本に本当の殺し合いを経験している日本人なんて何人もいないでしょ。
せいぜい、殴った蹴った、悪口言われた程度のイジメが良いとこでしょ。

自爆テロは過去の戦争の教訓から誰もやらなくなっています。日本では起こらないでしょうね。自爆テロをやろうにも火薬が手に入らないのではお話になりません。自爆テロが出来る国は高性能火薬や軍用火薬が容易に手に入る国で、日本は例外です。

むしろ、毒薬を製造して人混みの中で散布するテロの方が日本ではおこないやすいので、毒物散布テロや可燃物放火テロが多発する可能性の方が大きいでしょうね。

無理でしょう。

過去に地下鉄サリン事件などが起きた事例があるのに、ゴミ箱撤去くらいしかしていないうえ、総理演説会時の問題発生後、特に何も変わっていないことから見ても、平和ボケはそのままでしょう。