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地震の豆知識に納得いかない!
2023/09/21 00:31
この前TVで、震度5と6に弱と強がある理由について見たんです
「5と6は人によって揺れが大きく違うと感じる人が多かったため、強弱をつけた」とやっていました、その次になぜ10段階じゃなくて強弱で表したのかもやっていて、
「計測震度で
4.5~4.9の場合は震度5弱
5.0~5.4の場合は震度5強
5.5~5.9の場合は震度6弱
6.0~6.4の場合は震度6強
6.5~ の場合は震度7であり、震度8を作った場合は地球そのものが大きく変わる、または壊れる可能性があるからない」って書いてありましたが、これがどうしても納得いきません
なぜかというと、じゃあ計測震度の基準変えろや!って思っているからです
「4.5~4.9の場合は震度5
5.0~5.4の場合は震度6
5.5~5.9の場合は震度7
6.0~6.4の場合は震度8
6.5~ の場合は震度9」
こうすれば問題ない(震度8なら地球崩壊もなくなる)はずなのに、これの疑問は一切TVでやってませんでした、なぜこうしないんでしょうかね?
質問者が選んだベストアンサー
震度は気象庁が設定した日本独自の規格で、そのルーツはなんと明治時代にまで遡ります。時代が進むにつれて細分化され、昭和11(1936)年に今の震度の基本となる0~6までの7段階評価となります。
戦後0は使われなくなり、昭和23(1948)年の福井地震での被害を「旧来の震度6で表現するのは適切ではない」として震度6の上に「7」が作られたのがその地震の翌年の昭和24(1949)年で、それが今でも引き継がれています。
だから、震度5と6を分割してしまったら、「昔の震度6と今の震度6は違う」ということになり、資料に整合性がとれなくなってしまうのです。それは「科学としてバツ」です。「来年から気温20度は30度になります」となったら混乱しますでしょ。
「何年の地震は震度いくつだった」というのが記録されれば、どの程度の地震だったのかを理解することができます。現状でも我々は、震度2というと微弱な揺れ、震度3で「あ、地震だね」と感じ、震度4だと「結構揺れたね」で、震度5弱だと「かなり揺れたねー」というくらいの地震だなとなんとなく理解できます。
もう「震度は最高で7。それ以上の震度は存在しない」ということで決まっているので、8とか9は作れないんですよ。例え地球が割れて全人類が滅亡するような大地震でも、震度は7なのです。震度7は「この世の終わりのようなとんでもない揺れ」となっているのです。
震度9を作ってしまうと、昔の地震の震度6が全然たいしたことじゃないものになってしまうので、それはよろしくないのです。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
震度は揺れの加速度ですからそれをイメージしやすいように目安をしめしているので表示や刻みをどうのこうのしたって意味ないと思いますよ。
台風だって強い、非常に強い、猛烈なですし、雨だってやや強い~猛烈なまでありますし、もちろん風速や雨量の数値はあるわけですがイメージしやすいようにしてるわけでそれでいいんじゃないですか。
震度の数字はとは「震度階級」の階級のことを言う。
震度階級にはいくつか種類があり、それぞれ基準が異なる。
世界的に見て少なくとも7種類ある。
元々「震度」というのは個人の感じ方を数字で表したモノであり、建築物の耐震強度を加味して設計するときに「体感」では計算できないので「工学的震度」という科学的根拠に基づいた尺度を使用。
工学的震度は主に加速度から求められており、その他の求め方も存在する。
日本のTVで使われているなら佐野震度の事だと思うが、TVではそのあたりの根拠について解説することはほとんど無い。
「計測震度の基準」を変えてしまえと様々な法律にも影響するのでそんなことはできないだろう。
お礼
2023/09/21 21:11