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被災地に災害弱者を留まらせる理由は?
2024/01/08 13:59
先ずは、今回の能登半島地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
このような災害の時に毎回思うのですが高齢者のような災害弱者の人達を何故、避難所(被災現場)に留まらせるのでしょうか?
被害の出ていない近隣地域の空いているウィークリーマンションや公営住宅に移動させれば、ライフラインが整っているのでこれまで自立して生活出来ていた人は、自らやるだろうし、出来ない人だけケアすれば良いのではないでしょうか?
被災現場ではないのでそれこそ個人のボランティアが色々な活動ができるのでは、ないのでしょうか?
資金も国だけでなく全国から寄付が集まっているので出来ないことは、ないかと思うのですが
素人には、理解できないです。
回答 (5件中 1~5件目)
人間はひどい目に合うと、
「もうこれ以上ひどい目に遭いたくない」と、
現状維持でジッとすることで防衛します。
被災者は移動しないのではなく、
移動できないのです。
(そういう心理状態であるということ)
体力のある若者ならどんどん移動できますが、
高齢者のような弱者ほど動けないのです。
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金沢在住です。
ここでも地震の被害はありました。本棚等が倒れた程度でインフラは大丈夫でしたが。この近くの津端でも断水しました。
金沢ならインフラの被害はありませんが輪島市から 109km。道路が寸断されていて、移動は不可能です。(ちなみに輪島☞津端は95km、ここまで離れていてもだめです)
つまり、被害の出ていない近隣地域まで 100km以上あります。現場は道路が寸断されていて、移動は不可能です。回復すれば移動は可能でしょうが、その頃には時はインフラも回復します。
東北大震災の時、放射能からの避難中に 100人以上死亡しています 100km以上移動するなら、被災地にいた方が安全です。
すでに旅館や公営住宅への移動を開始していますが、大雪のため多くの人数を移動させるのが困難な状況です。
また、高齢者などは地元を離れるのを嫌う傾向があり、見知らぬ土地で一人で生活していくことへの不安もあります。
特に災害時要支援者ですので支援者が必要となりますが、その支援者の確保も必要になります。単にボランティアが居ればよいという、単純なものではなく、責任を持って支援する方が必要になります。
能登半島地震の被災者、「金沢市などへ避難」石川知事
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC0558T0V00C24A1000000/