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高齢者が避難しない理由を教えて
2024/06/18 18:52
田舎町で地震や水害が発生した際、一人暮らしの高齢者が「家を守る」と言って避難を拒否するのはなぜですか。都会に住んでいる若者に分かるように説明してください。
回答 (5件中 1~5件目)
「年寄りは移動したくないから」に尽きるかなと思います。
熊本地震で被災した田舎の自治体や能登半島地震で被災した地域というのは、元々かなり不便な地域でした。特に能登半島はそうです。
そういう不便な地域であえてもっと便利な地域に移住しなかった人たちですから、もうその場を離れたくないのです。
私も「もう地球には住めませんからナントカ星に引っ越してください。地球とほとんど変わりません」と聞いても「もう今さらヨソの星に行く気力はないから、地球で死にたい」って思うかもしれません。
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追加で恐縮ですが、避難所でのストレスに耐えられないのは高齢者に限りません。小さい子どもがストレスに耐えられず泣き止まなくなり、全員が精神的にヒリつき、ささいなことで怒鳴ったりケンカになったりします。そんな雰囲気の悪い避難所で寝るしかないという悪循環。
一人暮らしに慣れている人間ほど、他人と暮らすのは嫌なものです。
高齢者は環境が変ると対応できず夜眠れなくなります。
田舎ですから食物はかなりの量を備蓄していますし、多少の家屋の被害は自分で補修します。
昔は電気もガスもない中で生きて来たので何とかなると思うのでしょう。
高齢者にとって移動がしんどいことが一つ。避難は人と同じペースで歩かなければなりません。
避難所での自由もプライバシーもない暮らしに耐えられないことが一つ。簡素な囲いだけではパンツ一枚で寝転がることもできませんし、避難所では助け合いが求められるので他人に対し常に気を使わなければなりません。