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デザインが震災復興のためにできることは?
2011/11/17 14:43
日本各地から多くのボランティアや専門職スタッフが被災地を訪れ、避難所の運営、瓦礫の撤去、物資の運搬などに貢献しました。しかし、これから長く続く復興プロセスの主役はあくまでそこに住み続ける地域住民です。地域住民を元気づけ前向きな行動を後押しするために、先住民同士、住民と行政、住民と支援団体の対話の機会をつくるために、子供から高齢者まで誰もが参加できる復興のために、デザインは何が可能でしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
デザインと言ってもいろいろありますね、どの様なデザインを指していらっしゃるのでしょうか?
広義のデザインと言うのであれば、震災復興はデザインそのものだと思います。
構想→計画→実施→生活→継承 と進める中ですべてにデザインが関わってきます。
防災都市の構想に始まって、個別の計画、土木建築、コミュニティデザインと続きます。
デザインが良ければ効果がありますが、デザインが悪ければ...ということです。
箱物行政という言葉をご存知だと思いますが、完全なデザインの失敗です。
今は、住民主導型のコミュニティデザインが成果を上げているようです。
地元の声を良く聞いて、地元の人たちが主体的になれるデザインが必要だということでしょうか。
震災復興そのものだと思います。
デザインの成功例
津波てんでんこ → 今に語り継がれる心構え、今後普及が進みそう
絆 → 最初に誰が使ったのかわからないが日本中が共感したのでは?
仙台魂 → 仙台に行った時に目にした言葉、個人的に気に入りました
ファイト → 阪神淡路大震災の応援メッセージ、うんと頷いた方も多いのでは?
SOS → 新潟県中越地震の時に孤立した道路に書いた略号、今回の震災でも使われました
仙台東部道路 → 高台としての避難場所と津波をくい止める役割を果たす、設計者が意図したかは不明
自家発電を備えた個人病院 → 震災当日避難所として使われただけでなく多くの病人けが人を受け入れた
海に対して45°の建物 → 建物の角が船の舳先に相当し津波の衝撃に強い、出所不明
女川町3階建て仮設住宅 →
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111106/dst11110615500012-n1.htm
女川復興絵葉書 →
http://mrckizuna.org/?p=487
上々颱風「いつでも誰かが」~がんばろう日本!みんなの応援歌 ♪~
http://www.youtube.com/watch?v=XsimltGsNQg
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