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東日本大震災と地震のメカニズムの質問です
2011/12/16 21:56
今年(2011年)の3月11日に東日本大震災が起こりました
私は千葉市在住ですが、幸いにも家等が倒壊する事も無く
また家族や近所の方にもケガ人や死人が出る事も無く
現在は、震災前と変わらない生活の為
一応、千葉県も被災地ですが、私は不幸中の幸いでした
ただ、その震災と地震のメカニズムの事で
以下の3つの疑問を持ったんですが
地震のメカニズムに対して詳しい方、宜しく御願いします
◆1、震災当日、震源地の連動とは?
ここに東日本大震災の分布図が載ってます
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110313j-06-w440
この分布図を元に質問したいんですが
実は、震災直後等のテレビ放送で
あれだけの大災害が起こった理由としては
複数のプレートが連動したからだと聞きました
それで私が連想した連動なんですが
分布図を見ると、縦長の長方形で囲ってるのが見えます
その長方形で例えると、長方形の右側縦ラインですが
その縦ラインをプレートと例えると
被災地の、岩手から茨城(千葉も含む)位迄、一直線では無いですが
プレートが線で繋がっており
福島のプレートが跳ね上がった時、他の地域のプレートも
丁度ドミノ倒しの様に一緒に跳ね上がったんだと思ってました
もっと分かり易く言うと
例えば2時46分00秒に福島のプレートが…
2時46分01秒に岩手、2時46分02秒に宮城
03秒に茨城の様な感じで
各地域のプレートが跳ね上がったんだと思ったんです
その理由は、あれだけの広範囲の被災地で強い地震と
その直後(?)に大津波が襲った事
更には、本来なら被災地からは遠く離れた(?)横浜でも地震が起こった
つまり2時46分地震が、福島の一箇所で起こっただけなら
被害で1番酷いのが福島と言うだけで
他の地域は、福島程酷くは無かっただろうと…
まして横浜に迄は地震も来なかっただろう…そう思ったんです
そして、震災当日の余震ですが
当日で覚えてるのが、本震か起こってから
数十分後位だったかにも千葉では最大余震と感じる位の
大きい余震(?)が来たんですが
それが分布図で見ると、3時45分に来た
茨城県沖の震源と一応時間も一致するんです
それを考えると、あの大きな地震は余震ではなく
茨城県沖の本震だったんだろうか?…と
そう考えると、上記URLの分布図を見る限り
震災の連動というテレビでの解説が
私の推測とは違ってる様なんですが
どう解釈したら良いんでしょうか?
◆2、震源地と震度の関連性は?
通常地震が起こった場合、震源地に近い所が揺れが酷く
遠ければ遠い程少なくなる…それが一般的だと思います
しかし、このURLの様に
http://tenki.jp/earthquake/detail-7327.html
これは今年の8月1日の余震ですか
震源地は茨城県沖ですが、この地震に関しては
1番近い茨城は勿論千葉等の近辺にも一切地震は来なくて
どういう訳か、遠く離れた北海道の日高で震度3が記録されたのみです
これは、どういう事なんでしょう?
つまり、こんな現象が起こるメカニズムは何でしょうか?
勿論、地震の場合地層が硬いとか軟らかいで
例えば、同じ地域で揺れても揺れ方が違うのは分ってるんですが
それでも、こんなに違うのは理解不能に感じました
◆3、余震の頻度は?今の地震と震災前の地震とは?
この質問は、今でも毎日起こってる地震が
震災の余震、又は震災の誘発地震なのか?違うのか?…
と言う質問です
私は震災が起こって数日後位から
気象庁の地震情報を毎日チェックする様に、なりました
http://tenki.jp/earthquake/
その理由は、震災直後は自分を安心させたかったからなんですが
この様な、大規模地震が起こった後は
余震が収まってから(?)数ヵ月後に最大余震が起こると知りました
それなら、最大余震が来るのは怖いけど
それが来たら、その後は落ち着いてくれるだろう
その落ち着く日を我慢して待とう、そう考えてたからです
ちなみに阪神の時には、9ヵ月後だった様ですが
東日本の約1ヶ月前に起こったニュージーランドでは
東日本の2ヵ月後、つまりニュージーランドから見れば
本震から3ヵ月後に最大余震が来た様です
尚、自己流余震の判断基準として
気象庁では公表しても、体感で分らない震度1と
体感でも来ないし気象庁でも公表してない震度0は余震無し
そう考えると、毎日の様に震度1か
気象庁の公表でも何も表示されない震度0
それが何ヶ月か続いた後で、最大余震が来ると思ってました
ですから、HPを見ながら
その日が来るのを待ってたんですが
震災から9ヶ月経過しても、その気配が無い…
但し、私の住む千葉市では有難い事に
余震ゼロが当たり前で、大体3週間から
1ヶ月に1回位の割合に感じる位に減りました
しかし、特に被災地に関しては
余震がゼロの日も確認してますが、未だに余震が来る日の方が多い
更には、東日本の誘発から
今は日本全国の何処かで毎日の様に地震が起こってる
それで私は、今年一杯は余震も続くだろう…そう考えてました
ただ、震災前の状況も知りたくて
HPで過去の地震情報も確認したんです
そうすると、当然ですが震災当日含めて
その後は、流石に回数も相当でした
しかし、震災前を見た所、数日前でも
今の余震と変わらない震度や回数が記録されてる
それで、これは本震前の予兆かと思い
数ヶ月前を見たんですが同じ
去年の12月や夏場等も見たんですが、これも同じ
そして気象庁のHPでの記録での最終…つまり
1番古いページ迄見たんですが
http://tenki.jp/earthquake/entries?p=500
1番古い情報だと、2008年7月24日…
つまり約3年半位前の情報でも、今の余震と変わらない位の
地震の数と震度の記録…
勿論、この頃は少なければ1日4回等
記録が全く入ってない日も確認出来てますし
それを考えると、今余震と判断してる地震に関しては
元々こんな感じだったのか?
と感じたんですが、実際に現在の地震と
震災前の地震とでは、どう違ってるでしょうか?
極端な話、被災地の場合
震災前の地震と現在の地震で変わらないなら
今は、余震としては納まったと考えられるのか?…
又、他の地域の場合、震災の誘発なのか?
だとしたら、震災前と変わらなく感じる地震の頻度とは
どう違うのか?…です
回答 (7件中 1~5件目)
震源域ですが、残念ながら一覧的に書かれたものはほとんどないようです。
実際に描くとすると、地図上に線で引くことになると思うのですが、そうなると込み入って分かりにくいからかもしれません。個々の地震に関しては作られたものもあるようですが・・・。
震源域まで解析された地震は限られると思うのですが、そういうものだけでももっと公開されると良いと思うのですけど。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
2011年03月11日東北地方太平洋沖地震の震源インバージョン解析
http://www.kyoshin.bosai.go.jp/kyoshin/topics/TohokuTaiheiyo_20110311/inversion/
---一部引用---
最終すべり分布は比較的単純な様相を呈し、1つのすべりの大きい領域が宮城県沖の破壊開始点周辺から、岩手県南部から福島県北部にかけての沖合の海溝軸に沿う断層面浅部に広がる。 この浅部のすべり領域では、破壊開始の60-100秒後に大きなすべりが生じた。 断層面深部の陸に近い領域でのすべりは比較的小さいが、宮城県沖では海溝軸から陸に近い領域まで5m以上のすべりが推定された。 宮城県沖の破壊開始点から陸にかけての領域では、陸寄りの深い領域に進展する2回の破壊が、20-50秒後と60-100秒後に生じた。 100秒後以降は、福島県から茨城県沖の断層面南部の領域に破壊が進展した。 岩手県、宮城県、福島県沖合の断層の浅い領域で大きなすべりが生じたことにより、これらの地域を襲った大津波が生じた可能性がある。
---引用終了---
…ということですから、岩手県沖から茨城県沖までの広範囲が派手に動いて、それが大津波を起こしたと考えられているようです。
リンク先の図を見れば、どれだけの長さで動いたのか判ると思います。
お礼
2011/12/24 08:45
回答有難う御座います
レスが遅くなりました
ただ、大変申し訳ないんですが
今回の解説に関しては
あまりに専門的過ぎて何が書いてるのかが分かりませんでした
それと御紹介のURLなんですが
これも文章と図面(?)に関しても
やはり専門用語過ぎて分かりませんでした
もう少し、素人でも分かり易い物だと有難いんですが
しつこいかもしれませんが、補足させていただきます。やはり誤解されているようです。
URLで示された図に書かれている○印は震源です。震源域ではありません。14:46の○は震源で、その地震の際にどれだけの範囲で断層が動いたか(震源域)は明記されていません。同様に、15:8に発生した地震…についても震源のみ書かれています。本来なら、○の数だけ震源域があるのですが・・・。ただ、図の”震源域”は、最初の地震の震源域にほぼ近いようです。また、その後の余震も多くはこの震源域あるいはそれに近い範囲が震源域でしょう。
津波についてはシミュレーション映像が既に公開されていますね。たとえば
http://www.youtube.com/watch?v=IhiEs1rxh4Q
です。津波の始まる場所は私が以前書いた範囲で発生しています。津波は震源域の海底に近い部分で発生しますから、ご指定のURLの震源域を最初の地震の震源域と考えればよろしいかと思います。
お礼
2011/12/24 08:48
回答有難う御座います
レスが遅くなりました
そうですか…震源といっても
あの分布図は震源域ではないんですか…
そうすると、その震源域を載せた分布図は無いんでしょうか?
それと津波の映像は有難う御座います
ただ…タイミングが悪いというべきなのか?
あの津波の映像ですが、丁度出発(?)場所が見えなくて
発生した直後からの映像だった為、今1つ分かりませんでした
No.2です。
地震、震源で発生している、という思い込みがあるように思えてしまいます。
東北での地震、震源域は岩手沖から茨城県沖まで広がっています。だから、横浜に比較的近い茨城県沖でも揺れを発生させているわけです。同様に、津波も茨城県沖でも発生しているわけです。それを、震源の1店で発生している、と誤解してしまうと震源から離れているのに揺れが大きい、津波が大きい、と疑問を感じるかもしれません。
”その後で各地域に、ほぼ同時に津波が来た説明が成り立たないんです”これが正しいかどうかは私は記憶がありませんが、”岩手沖から茨城県沖まで”の広い範囲で短時間の間に断層が動き、津波を発生させるわけですから、前記のようなことは当然起こります。
お礼
2011/12/17 19:03
回答有難う御座います
失礼ながら、こう書かせて頂くと
貴方の場合、私がURLで載せた分布図を見てから
回答頂いてるでしょうか?
一応、ここでも載せておきますが
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_jishin-higashinihon20110313j-06-w440
“東北での地震、震源域は岩手沖から茨城県沖まで広がっています”
私が疑問に思ってる2時46分を御覧下さい
貴方が言われてる様に、震源域が岩手から茨城に広がってますか?
分布図には地名こそ書かれてませんが
恐らく福島県沖の1箇所だけしか表示されてないと思いませんか?
“震源の1店で発生している、と誤解してしまうと”
正に、この表現の通り
分布図では福島県沖の1箇所でしか表示されてないんです
ですから、もっと正確に言うと分布図で言うなら
2時46分の福島県沖、次の3時8分の恐らく岩手県沖
次の3時15分の茨城県沖
そして最後の3時25分の福島県沖
これらが連動したなら、この地震全てが
2時46分に発生したなら…
又は数秒遅れて発生したなら2時46分の
東北から横浜迄の巨大地震が理解出来るんです
でも違いますよね?タイムラグが出てますよね?
理解して頂けたでしょうか?
それと、同じ震度7を記録した阪神大震災ですが
この時でも、もし震源が1箇所でも広範囲で起こるなら…
つまり、今回の横浜迄広がってるなら
阪神で例えると、恐らくですが静岡でも震度5が
記録されてる位の広範囲なんです
でも、阪神では名古屋位迄は震度3だった様ですが
静岡では震度2ですから、とても今回の横浜の様な
震度では無かった訳です
勿論、東日本は沖ですし、阪神は一応内陸部の様ですから
その違いは考えられるでしょうが…
非常に興味深い質問です。
私は専門家ではありませんが、思うところで回答させてください。
◆1
午後3時15分に発生した茨城県沖を震源とする地震を、余震と考えるか本震と考えるかというご質問という解釈でよいでしょうか?
それとも、30分程の時間差をプレートの連動と考えられるかどうかというご質問でしょうか?
どちらにしても、単に言葉の定義付けの問題のような気がします。
現時点では、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)という名称でひとくくりにされています。
そのために余震でプレートの連動という考え方が一般的なのだと思います。
個別に見ると、質問者さんの考え方も有り得ると思います。
数年後にはその考え方が主流になるかもしれません。
◆2
システム上の問題の可能性があります。
何らかの要因で正確な震源が特定できなかったということは有り得ると思います。
そのために、気象庁ではデータを精査した上で発表しているようですが、間違いが無いわけではないでしょう。
◆3
宮城県の震度1以上を記録した地震の回数です。
出典は気象庁の「震度データベース検索」です。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/cgi-bin/shindo_db.cgi?from_YYYY=2008&from_MM=01&from_DD=01&from_hh=00&from_mm=00&to_YYYY=2008&to_MM=12&to_DD=31&to_hh=24&to_mm=00&ORG_PID=1588&pref=22&station=9999999&PARAM_OK_MONTHLY=%B7%EE%CA%CC%C5%FD%B7%D7
2001年 50
2002年 105
2003年 878
2004年 233
2005年 192
2006年 116
2007年 125
2008年 630
2009年 173
2010年 161
2011年 1452
2003年と2008年が多いですね。
2008年は6月と7月が特に多いようです。
ですから、比較したデータが偶然地震の多い時期だったと考えられるのではないでしょうか。
ちなみに2008年6月14日に岩手・宮城内陸地震があります。
ということで、余震が収まったとする考え方は時期尚早です。
以上、参考になれば幸いです。
お礼
2011/12/17 16:11
回答有難う御座います
でも申し訳ありません
◆1に関しては
“午後3時15分に発生した茨城県沖…余震と考えるか本震と…”
“30分程の時間差をプレートの連動と”
残念ながら、どちらも違います
私の書き方が悪かったんでしょうか?
私が紹介した分布図の震源域では
プレートの連動と広範囲の地震や大津波の説明が分からないんです
まず時間に関しですが、私が聞きたいのが
2時46分の本震の事なんですが
福島で起きた地震の時、東北から遠くは横浜迄が強い揺れでした
そして、その後に間も無く東北から関東に対して
大津波が襲った訳ですが
分布図を見ると、2時46分の震源は福島の1箇所ですが
その1箇所で起こった地震で、東北から横浜迄の広範囲での地震は考え難い
まして、その後で起こった大津波なら尚更
特に、津波などは福島や岩手位なら大津波かも知れませんが
茨城や千葉の場合、来たとしても数十センチ位が通常だと思うんです
それで気象庁の発表では複数のプレートが連動しての地震だと…
でも、分布図で見ると確かに複数のプレートが見えますが
これだと時間的にタイムラグが発生してる
つまり10分~20分事に各震源で地震が起こってますが
これでは、それぞれの時間に各領域で地震が起こった事に、なり
また、その後の津波だって各地震の後で起こる訳ですから
2時46分に広範囲で地震が起こった…又は
その後で各地域に、ほぼ同時に津波が来た説明が成り立たないんです
それと、◆2に関しては、悪く言えば不明と言う判断でしょうか?
そして◆3に関して
まずは過去のデーターを調べて頂いて有難う御座います
私も、まだ余震は終わってないと判断してますが
ただ申し訳ありません
今回の地震回数だと多分判断出来ないと思うんです
と言うのが、私が見れたのは2008年以降と
そこから今年の震災前迄
更には、現在の…正確に言うと、ここ数ヶ月の地震回数等です
でも調べて頂いたのは、各年ごとの地震回数ですよね?
そうすると、例えば…ですが
御指摘の2008年なら、岩手・宮城内陸地震との事ですが
この地震での余震は何時迄続いたんでしょうか?
そして、その頻度は?…更には余震が終わってからの地震は
どうだったんでしょうか?つまり震度と回数は?…
それらの地震と、現時点での地震を比較したら
どんな感じなのかが分らないと判断し難い様に感じるんです
お礼
2012/01/01 18:21
分かりました、有難う御座いました