個別的自衛力を上げないのですか？

そうそう、インポマッチョが唯一の道なんです・・・
というか、軍事力、つまり戦争に勝つ力、という面で国際比較するのは非常に難しいのですが、核兵器保有か否かを除けば、イギリスやフランスなどと遜色ない軍事力を持っていると言える時点で、日本はがんばっている方です。

なぜかネトウヨは日本が単独の軍隊で国を守ることに執着しますが、あまりに現実的ではありません。
例えば他国を例に取ってみると、客観視できるかと思います。
イギリスが現在単独で周辺国を相手に自衛する軍隊を持たなければならない・・・なんて言い始めたら、馬鹿かと思うでしょう？
イギリスやフランスは核兵器を持っていますが、それで単独で自国防衛が出来るかと言えば、それもまた不可能です。

昔はイギリスもフランスもドイツもお互い戦争しまくっていましたが、今は時代が違うんですよ。
核兵器を使えばカオスになり、崩壊の道を辿るので使えない。だからといって軍隊で侵略を考えるのもほぼ不可能な軍備を各国共に備えています。

兵隊が出て行って戦車を動かして、兵士が前面に出て兵士同士でマシンガンを撃ち合う。そういう時代の第一次、第二次世界大戦でも、甚大な被害を出しつつもどうにか占領したりされたりをすることが出来ましたが、あの当時でも各国共にとてつもない被害が出てしまいました。
現在そういう、侵略する、されるという戦争に突入したら、その当時を遙かに超える被害が出ます。
（ここまで、先進国での話をしていますよ）

そんなことしたら、戦争当事国は激しく疲弊し、他の国に食いものにされるのが落ちじゃないですか。だからこそ、殺し合いばかりしていたヨーロッパはEUとして固まったわけです。
その上でさらに、アメリカの援護も受けています。

アメリカは特殊な国です。
GDPも狂ったように高く、外交ではほとんど世界を取り仕切るほどの強さです。軍隊はハッキリ言って、若干持ち過ぎかとは思いますが、それに対する恩恵がハッキリしています。その外交ですね。そういう面でもGDPが飛び抜けて高いんでしょう。
そこまで持たなくても、今の強さを維持できると思うんですが・・・何かにとりつかれているんでしょうね。アメリカは・・・

日本だけではなく、各国共にアメリカを利用しているんです。アメリカが各国を利用するように。

本当に自衛したいなら、米軍並みの軍事力を持つべきです。アメリカのGDPの半分の日本でね。
じいさんは死ぬに任せるしかないでしょう。
国民は疲弊するしかないでしょう。
そうなると、日本の国力も減退せざるを得ないでしょう。
結局一瞬アメリカ並みの軍事力を保持できたとしても、数年で破綻するでしょう。
数年は自国で単独防衛が出来ると思います。確かに。
でも、その後はそれこそ本当に中国に蹂躙されますね。

ネトウヨは、軍備が数年巨大に出来るとこまでしか見通せない。机上の空論です。真の売国奴です。

お礼

2015/04/26 05:01

ありがとうございます。予算上個別的自衛力は上げないのですね。

質問者

日本本土を日本自身が守ることを自主防衛と言います。独立国家の理想ではありますが、なんと言っても金がかかります。現在の国防予算は約4兆円ですが、中国を仮想敵にした場合、軽くその倍、もしかすると3～４倍かかるでしょう。やって出来ないことではありませんが、予算案が国会を通りませんね。朝日新聞と民主、共産、社民が軍国主義復活と騒いで猛反対するでしょう。福祉予算を減らされる国民は反対の大合唱でしょう。憲法9条改正より遙かに難しいです。仕方がないので沖縄に米軍基地を置いてもらって、憲法解釈で集団的自衛権を認めてなんとかつじつまを合わせようとしています。自分勝手ばかり言う野党や国民相手に、アベちゃんも苦労しているのです。もう少し理解してあげなさい。
ちなみに戦前はそうしていましたよ。国民もそのことを理解していましたよ。昔の方が良かった！

お礼

2015/04/26 05:02

ありがとうございます。予算上個別的自衛力は上げないのですね。

質問者

"アメリカの究極のパシリを目指すのではなく日本本土を日本自身が
守るべく自衛隊による自衛力を上げようという動きは無いのですか？"
　　　　　↑
ありますが、少数です。


”虎の威を借るインポマッチョが日本の唯一の道なのですか？”
　　　　　　　↑
本来、自分の国は自分で守らないといけません。
日本人は米国がついているから大丈夫と思って
いる人が多いようですが、これは危険です。

例えばです。
かつては台湾が常任理事国でした。
それをベトナム戦争を有利に進める目的で、米国は
中国と手を組み、国連から台湾を追い出しました。
その後釜に中国を据えました。

このように、米国など信用出来ません。
米国の民主党の間では、チャイナメリカ、という
言葉まで出来ています。

国際関係は弱肉強食の世界です。
どこの国も、国益のため、権謀術数の限りを尽くして
いるのです。

世界を味方につける、なんてのは言うはやすしで
長い間、米国におんぶだっこしてきた日本外交が
そう簡単に出来るものではありません。

事実、中国主催のアジア銀行だって、世界の主要国が
雪崩を打って参加したではないですか。

米国などあてにしていたら、とんでもない眼にあいます。

お礼

2015/04/26 05:05

ありがとうございます。個別的自衛力を上げる動きは弱いのですね。

質問者

徴兵制と資源のない日本では、全面戦争ともなれば、兵力、物資の面でも継続は不可能と思われます。地域紛争程度なら、今の兵力でも対応できるでしょうが、全面的にまきこまれた場合、各国と協力して切り抜けていかざるを得ないと考えます。沖縄の方には申し訳ないですが、現時点では、アメリカとの友好関係を継続するのが、一番、安全な策だと考えます。

お礼

2015/04/26 04:59

ありがとうございます。個別的自衛力は上げないのですかね。

質問者

国が単独で「戦時状態」に突入することは絶対ありません。
確かに一見して「アメリカのガードマン」です、実際そうです。
日本は海洋国家、四方を海に囲まれています。
戦争するのに必要なもの？
武力？強力な護衛艦？核弾頭？
いえいえ違います。
資源です。
資源がなければ戦は出来ぬ。
人間は1食抜いただけで動けなくなる。
いくら巨大な防衛能力があっても、動かす国が干上がっていると意味が無い。
だから海洋国家として、他国の支援が必要となる。
輸入です、石油です、食料です、金属です。
逆に戦争ってのは資源とかそういうものがメインですので、資源さえあれば戦争は起こせない。
分厚い財布をちらつかせてテーブルに座らせるだけでいい。
日本の国力と世界から支持を受けているという「分厚い財布」をちらつかせることも、戦争です。
資源のない国や地域には誰も戦争しかけません。
先の大東亜戦争も資源獲得、近代国家になるために必要な石油の確保という目標がありました。
そしてABCD包囲網で資源輸入を制限され、日本は干上がり、アメリカ様に従わないから戦争おっぱじめた。
結果アジアで唯一の植民地に一度もならなかった国だったのです。

だから、日本単独で戦争なんてしないし、する理由もないんです。
国際社会の一員として、多数の同盟国をこちらにつける・・・これこそ自衛力というもの。
先日ベトナムに護衛艦が寄港しましたね？
あれは「ベトナムは日本の同盟国で、なんかあったらベトナムも日本と戦うんだぞ？」という露骨な挑発行為です。
ベトナムと日本を線で結ぶと真ん中に中国がある、つまり両方からはさめてオセロ状態。
ベトナムを同盟国にするのは大変有意義です、ベトナム経由で資源を輸送も可能ですし。
外圧や外交努力も戦争です、戦争そのものは国際法上認められている正式なものです。
見えないところでは戦争しているんですよ？

お礼

2015/04/26 04:58

ありがとうございます。国産資源を増やす必要があるんですね。

質問者