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22歳:地下鉄サリン事件・阪神淡路大震災
2015/06/22 10:34
いつもお世話になっております。
以前、彼の
上司の方とご一緒させていただいた時に
地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災の話になり、
言葉に聞き覚えはありましたが内容を存じ上げず
困っていたところ彼の同期が近くに居た為
助け船を出してくださりました。
上司の方とお話しする際に話が分からなくて
困ったけれど同期の方が助けて下さって助かったという
話を彼にしたら、その2つはしっかり勉強するべきだと
叱られてしまいました。
正直、幼少期のことを言われても、と思ってしまいました。
しかし、知っておくことも大切なのかなとも思いますが
彼の言い方がきつかったので素直に受け入れることが出来ません。
話が少しそれますが、選挙に私は参加したことがありません。
1度興味を持ったことはありますが
たくさんの政党の特徴、今までの歴史からの学びからの改善に対して
どこから学べばいいかわからず、結局行動に移すことがありませんでした。
彼は勤勉で物知りです。
一方、私は常識を学ぶことをせず今まで生きてきてしまいました。
皆さんから見れば”最近の若者は”となってしまうのでしょうか。
政治に向き合うこと、歴史を学ぶ大切さを教えていただけないでしょうか。
近々、兵庫県に人と防災ミライセンターという施設を知ったので
訪ねてみようと思います。
他にも日本を学ぶ方法があれば教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
>地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災の話
どちらも、これまでの日本人の常識を越える事柄で、それ以降いろいろな考え方が転換された事件ですから、簡単で良いので知っておくべきだと思いますよ。
馬鹿は死ななきゃ直らない。と言うわけではありませんが、日本人は割とこういうことに目を向けません。
人が死なないと改善していかないんですよね。
死んだ人がバカだとも思いませんが。
>他にも日本を学ぶ方法があれば教えていただけないでしょうか
簡単に済ますには、Wikipediaでしょうね。
知りたいことの半分ぐらいは知ることが出来ますよ。
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質問者さんが、念願のマイホームを建てたとします。とても幸せな気持ちになっていたら、そこの土地の老人から「あんたが家を建てたところは過去30年で3回も土砂崩れで流されたところだ」と聞いたらどう思いますか。「それを知っていたらこの家は買わなかった」と思うでしょう。
例えていうなら過去(歴史)を学ぶというのはそういうことです。世の中の出来事は、大抵は過去に似たようなことが起きています。それを踏まえると将来が予測することもできます。というか、将来の予想をするのは今のところ過去を調べるしか方法はありません。
2011年に東日本大震災という大災害がありました。これは震源地付近にあった複数のプレートが同時多発的に動いたことによってあれだけの大地震となりました。東日本大震災が起きる前にそういう複数のプレートが同時多発的に動く地震が起きるかもしれないと警告する研究者がごくごく少数いましたが、相手にされませんでした。なぜなら、もし本当にそんな地震が起きたら想像を絶するようなとんでもない地震になってしまうからです。でも、実際に起きてしまいました。そして歴史を調べてみると、9世紀頃に起きた貞観地震というのが東日本大震災ととてもよく似ていることが分かりました。貞観地震のときも津波があり、その津波の規模と東日本大震災の津波の規模はほぼ同じだったのです。だけど、「海岸から5キロを超えて大津波がくる」なんてまるでマンガかSFのようにしか思えなかったのでみんなあまり信じなかったのです。このように東日本大震災のようなとんでもない大災害でも、歴史を調べると似たような事例が発見できるのです。
それだけではなくてね、ちょうどその貞観地震の頃に日本各地で起きて記録されている地震と、震災以降の地震を地図にマークすると、驚くほど似た場所で起きているんですね。更に、貞観地震の18年後には南海トラフ大地震と思われる大地震が発生しています。だから今、国や各地の自治体は南海トラフ大地震に対する備えはいかにあるべきかということを議論しています。
もしある程度準備をしていれば、その震災が発生しても被害を抑えることができます。ただ、あまりに予想される規模と被害が大きすぎるので途方に暮れているというのが実態です。
また政治についてですが、いま、お年寄りの年金を優先してそのツケを今の若い世代の人たちに負担してもらうシステムになっています。今の若い人たちが払った年金は、本来は将来の自分たちのためにとっておくべきですよね。でも実際はそのお金は今のお年寄りの年金として使われています。では今の若い人たちがもしお年寄りになったらどうすればいいのでしょうか?そのときは今のお年寄りはみんな死んでいるので知ったことではないのです。
しかし今の選挙システムには大きな問題があります。一番票を集めた人が当選するようになっているので、いくら若い人たちの票を集めた人がいても、お年寄りから沢山の票を集めた人が当選すると若い人たちの代表となるべき人が政治に参加できず、年寄り代表みたいな人が議員を占めてしまうというのがあります。
また今国会で自衛隊が海外に派兵されるとかどうとか話題になっていますね。今の安倍首相の法案を支持している人の多くが50代かそれ以上なんだそうです。それがどうしたって?だって、そんなオジサンやお爺さんは絶対兵隊さんになって戦うことはないじゃないですか。もし自衛隊が戦場に行くとして、そこで戦って手足を失う大ケガをしたり戦死するのは20代の若い人たちです。オジサンやお爺さんが決めた法案で、若い人たちが戦場に行かされるのかもしれないのです。それを当事者である君たちがどう思うかですよね。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
という言葉があります。
他人の経験や失敗をよく学んでおけば、自ら何も知らずに派手な失敗をすることもない…ということですが、歴史というものは見方によっては人類の失敗例と成功例の宝庫にもなりますよね。
また、今この現在の世界を作っているのはこれまでの全ての過去の積み重ねであると言えます。
今この時に何か分からないこと・知らないことがあったとしたら、その分からないこと・知らないことの過去を学ぶことで、今のソレを理解し、より興味を持つことができるのではないでしょうか。
歴史を学ぶことにはそういった面白さもあると思います。