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災害支援に戦車や装甲車使えないの?
2015/09/11 17:02
台風であちこち大洪水で家に取り残された人をヘリで一人一人掬い上げていますけど、戦車や装甲車ってこういうとき使えないのでしょうか?
戦車だったら1m程度の完遂ものともしないですし、戦車は狭いけど歩兵のたくさん乗れる装甲車でもたぶん同程度の能力ありますよね?
限られたヘリだけじゃなく装甲車大量投入すればもっと迅速にしかも手荷物付きで救助できると思うのですが。
質問者が選んだベストアンサー
運転手は前が見えませんよ。
下に何があるかわからないところは動けません。
徒渉訓練の時には、絶対に大丈夫なところを通過させますし、実際の時にも、先に歩兵が調査して大丈夫なところを渡ります。
キャタピラとキャタピラの間に、数十cmの岩でもあったら簡単にスタックしてしまいます。
戦車・装甲車なんてのはそういったもんなんですよ。
戦車のハッチは狭いので、太った人は通れません。
また、3人4人乗りですから、それ以外の人は中腰で乗るしかありません。
ちょっとでも揺れたら頭をぶつけますが、相手は鉄の塊です。せっかく無傷でも戦車に乗ってたら頭がカチ割れます。
装甲車に乗り込むためには後部ハッチからですが、50cm程度の高さですからそれ以下の水深にしか使えません。
どちらも重いですから、消火栓の蓋やマンホールの蓋を踏み抜いてしまいます。
戦車が通った後で死亡事故が起こりますよ。
>戦車だったら1m程度の完遂ものともしないですし、
トラックでも1mぐらいの水深なら走れますよ。
それでも使わないのは、通行できるところに確信が持てないから。
避難者を乗せて走っていて、路肩に落ちるような事故を起こせば大惨事です。
どこが道路かもわからないのですから。
だから使わないのです。
補足
2015/09/13 10:07
ハッチ開いたら水が入るジャンってのが一番致命的な理由っぽいのでこれをベストあんあさーにさせていただきます。
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その他の回答 (13件中 1~5件目)
日本てあほなんですよ
戦車や装甲車は戦闘用車両だから災害派遣で使ってはいけない となっています
お礼
2015/09/13 10:05
うーん同質の回答あったんですけど、御岳と台風で何が違うのかわからないんですよね。ご回答ありがとうございました。
兵器を取り外して?その時間は?ほかの回答に重量の問題もありましたが、見かけよりも積載制限量を考えました?
装甲車は人を乗せるために作られていないので、災害救助には向きません。
また、陸路が確保されていない場所での走行は危険です。
船で救助に向かったところもあります。ただ二階以上にいる場合そこから降ろすのはまた非常に困難です。高齢者や病人をベッドのまま非常階段で降ろすことは困難なのです。
よって、消防のはしご車などが活躍するのですが、これは車高がそれほど高くないので現場近くに足場を確保するのが難しいのです。
湿地帯に戦車を埋めて道路を作るという戦時下じゃないんですから・・・・・。
普通のミリオタだってこの程度は考えられるのに・・・・・。
なんでこういう突拍子もないことを思いつくのかな・・・・。
しかも手荷物をどうやって準備すると?時間があっても出来ない人がほとんどなのに。そんなもんまとめている暇があったら逃げろよ・・・でしょう?
犬もヘリコプターに乗せてもらえる良い時代です。人間だけ!と言われたら私は残る方を選ぶでしょう。
お礼
2015/09/13 10:04
ご回答ありがとうございました。
水深がよく分からないうえに一定ではないので、戦車や装甲車にかぎらず車両を使うのは適切ではありません。
あなたのような素人が思いつくことぐらい、プロはとっくに検証して結論を出しています。
お礼
2015/09/13 10:03
ご回答ありがとうございました。
#8です。
質問者さんが装甲車が大好きなのは伝わってきましたが、喜んでください。昨年に起きたあの御嶽山の噴火では89式装甲戦闘車を持ち込みました。しかもガス検知器も持って。89式はNBC兵器対策装備も持っているので、火山性有毒ガスやある程度の噴石にも耐える能力があります。だから御嶽山の噴火のような災害にはまさにうってつけでした。
http://www.sankei.com/politics/photos/141011/plt1410110028-p14.html
ただ、ただたった一つだけ問題がありました。「災害の現場である山頂付近まで運ぶ術がなかった」ことでした。最初は麓から登る予定だったのですが、地形を偵察したら登れるルートがなかったそうです。また、重すぎてヘリでの輸送も不可能でした。残念。
今回の常総市の災害は、堤防が決壊した場所から数キロ離れた市役所でさえ被害を受けて孤立してしまったほど真っ平らな地形でした。だからボートを持ち込んだのだと思います。
御嶽山の噴火を見ても分かるように、「必要だな」と思ったらちゃんと持っていくんですよ。自衛隊もバカじゃありません。要らんものを持っていくほどアホでもないのです。知ってますか、昔ソ連軍がアフガニスタンに攻め込んだとき、硬直した組織だったソ連軍は対空ミサイル部隊も連れて行ったんです。アフガニスタンのゲリラに飛行機なんてないのに。そしたら対空ミサイル部隊は地上戦用の装備を持っていませんから、移動中にゲリラの襲撃を受けて大損害を受けたことがあったんですって。
自衛隊はソ連軍ほど硬直した組織ではないですし、東日本大震災を始め災害派遣には豊富なノウハウも持っているので、必要なものは持っていって、要らないものは持って行かないのです。今回の災害では現場の部隊が「要らない」と判断したのでしょうね。もし使わなかったら駐車スペースを食うので邪魔なだけです。質問者さんが指摘するように、丘があれば持って行ったかもしれません。でも、今回の現場に89式が欲しくなるような丘は特になかったのでしょうね。
あとそうそう、今回現場に派遣された部隊は89式を最初から装備してなかったというのもあると思いますよ。御嶽山と違って「わざわざ呼ぶほどでもない」と思ったのでしょうね。
お礼
2015/09/13 10:02
ああ現場に出た部隊が歩兵戦闘車持ってませんでしたか。
確かに遠くから呼ぶというのも大げさですねえ。
ご回答ありがとうございました。
自衛隊の持つ89式装甲戦闘車ってのは、人が出入りするときに後部ドアがパッカンと左右に開きます。
http://kuroneko3.seesaa.net/archives/20120907-1.html
このページに後方から写した写真がありますね。見て分かるようにせいぜい50センチあるかないかです。つまりそれ以上の水深のところでドアを開けると水がじゃんじゃん中に入ることになります。ま、使えませんわね。
実際の救出の際には、もっと手軽で便利なものを使います。
http://www.yomiuri.co.jp/photograph/news/article.html?id=20150911-OYT1I50027
これで充分ですよね。普通のトラックで運べますし、人力でも移動が可能です。
1人1人ヘリで救出したのは、あのときはまだ水が引いてなくてボートで近づくのは危険だったからです。だから上から掬い上げるしかありません。それに、ヘリは時速300キロくらいで空を飛んでいけますから、救出した人を速やかに病院へ運ぶこともできます。
お礼
2015/09/11 19:01
なるほど現地にたどり着くことはできてもドアが開けれませんか。
上にもハッチつければよかったのに。
ボートは逆に全面的に冠水しないと使えないですよね。途中丘があるとたどりつけません。
ご回答ありがとうございました。
お礼
2015/09/13 10:03
ご回答ありがとうございました。