何でフジサンケイは地震予知ネタに熱心なんですか？

その記事を書いたら、読者の反応が良くて売れるからでしょう。

ちょっと前に、富士山の噴火ブームがありました。富士山にいつもこの時期にはあるはずの雪がない。これは地熱で雪が融けているからではないかって。そんな雪が融けるほど地熱が温まってたらもうどっか爆発してるがな、ですし、揚句にはとうとうNHKまでが番組を作ってしまいました。
実際には、爆発の兆候がまったく見られない富士山より、福島の吾妻山や桜島のほうがよっぽど大噴火の可能性があります。だけど鹿児島や福島の山が噴火じゃネタ的に面白くない。読者が手に取ってレジに持っていってもらうためにはスーパースター富士山じゃないといけないのです。

また地震予知に専門家が出てこないのは、専門家に話を聞いても「正確な予想は不可能」という面白くもない返事が返ってくるからでしょう。週刊誌としては「○月×日！」という無責任だけど分かりやすい一言が欲しいのです。だから話を振るとついつい大きなことをいってしまう人とか、マスコミの気持ちを汲み取って面白おかしくしてくれる人のところに仕事は集中するわけです。テレビが新しいタレントを欲しがるのと同じです。

私がうんざりするのは、大地震が起きるたびに「これはアメリカの仕掛けた地震兵器によるものだ」って言い出す人が出てくることですよ。そんなもんがあるならさっさとISの壊滅のためにそれ使えって話ですよな。

　正確に予測されると困るからでしょう。地震予測が眉唾で無いと放送出来ないのでしょうね。

　正確な地震予測がインターネットで公開されて、地震の日付が完全に的中すると、ムキになって否定しているようですし、地震予測が出来ると政治家が困るのでしょう。

　東日本大震災が２０１１年３月１１日に起こるのを１年前に予測出来た証拠がたくさんあるようですが、ＮＨＫも民放も放送しないようですね。地震予測不可能説に凝り固まったエセ宗教団体がいるからでしょう。

　マスコミの通説は信じない方が良いです。福島第一原発事故が起こるまでは国内での原発事故はあり得ないと言っていた人達ですからね。