福島の被爆について

>被爆していたら必ず病気になりますか？
必ず病気になる訳ではありません。レントゲンやCTスキャンなどでも放射線を被曝しますが、許容範囲であれば問題はありません。

低濃度であれば無害であるばかりか、逆に良い影響があることは常識で知られています。

原発事故から5年が過ぎましたが、万一の場合に症状が出始めるのが5年後が目安であると言われてきました。その時期になっても周囲から健康被害が出ていないということを考えれば、既に危険な時期を過ぎていると言えるでしょう。

福島第一事故での放射線による被ばくは、原発周辺においてもほとんどの人は５ミリシーベルト以下で、最大でも25ミリシーベルト程度だったと推算されます。疫学調査結果から100ミリシーベルト以下の被ばくでは健康被害はないとされており、この程度の被ばく量では健康影響の心配はありません。
日立市は被ばく量がさらに低いはずで、全く健康被害はないでしょう。

地球には多くの自然放射線があり、地球上の生物は皆日常生活において放射線を受けています（被ばくしています）。通常のレベルでは特段の影響はありません。
例えば、人は世界平均で1年間に2.4ミリシーベルト被ばくしており、さらに、イランのラムサール地方では年に260ミリシーベルトという環境ですが、異常なく生活しています。

正確に比較しようとすれば、事故が起きる前のデータと起きた後のデータを比較し、発病率を比べてみる必要があります。

実際には原発事故が起きるまでそんなデータはどこも採っておらず、比較すらすることができません。原発事故以前からチェルノブイリ事故や核兵器の実験ですでに大量の放射性物質が世界中に飛散しており、原発事故以前がどのような状態だったのかなど今となってはわからないからです。

東京在住ですが、東京でもそこそこに放射性物質は飛んできたらしいので私も浴びたといえば浴びたので、日立市ならもうちょっと多いかもしれません。
人間いつかはどこかで必ず病気になるものですが、その病気が放射性物質が原因かどうかというのは決してわかりません。ご近所でやたらと同じ病気の人が増えたらそれが原因だったかもしれませんが、それは「統計学でも説明ができる偶然」に過ぎないか、別の要因、例えば飲料水などが原因かもしれません。
事故当時の所長だった方が既に鬼籍に入ってしまいましたが、陣頭指揮で多量の放射線を浴びたからという人もいれば、想像を絶するストレスに晒された心労によるものだという人もいます。その結論は永遠に出ません。

放射性毒を体内から排出するためには、お風呂のお湯に海塩と重曹を1/2カップずつ入れます。 毎日２０～３０分間を約３週間、または、２日に１度、６週間、そのお湯に浸かります。

重曹は、放射能汚染除去に強い威力を発揮します。アメリカのニューメキシコ州ロス・アラモス国立研究所のドン・ヨーク氏は、ウランに汚染された土壌の浄化に重曹を使用しました。
重炭酸ナトリウムは土中からウランを分離させて結合します。
現時点でヨーク氏は汚染された土壌サンプルから９２％のウラン除去に成功しました。

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