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回答 (7件中 1~5件目)
ぶっちゃた話し、「ムリ」です。
「阪神淡路大震災」の時も「まず大丈夫」と云われたところが「やられています」「東日本大震災」の時もそうです。また「いつ起きても不思議ではない」と云われている「東海地震」は云われ出してから40年ぐらいなりますが、「その気配ナシ」と‥‥。
あるアメリカの学者は「日本人はいい加減『地震予知の呪縛』から覚めるべきだ」云っています。
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予知をどのレベルで考えるかによります。
今の地震速報も自分のいる場所に地震波が到達する前に知らせてくれるので予知と呼べます。
まぁ震源に近ければダメですけどね。
予知を数時間~数日間と言う単位で事前に知ることが出来るか?と言うと知ることが出来るものもあれば知ることが出来ないものもあります。
プレート型や測量ポイントが多く設けられている火山等での予知はある意味可能です。
しかし観測を始めてから100年も経っていませんからデータが少な過ぎて観測者が予兆が出ていても決断する事が出来ないので現時点では事前に公に知らせる事は無いと思われます。
震源が起きた後からこんな前兆がありましたと発表されることはありますけどね。
30年ぐらい昔には児童向け雑誌の未来予測なんかで「地震予知は重要なものとして研究されている」ような記事をよく見ましたが、それから数十年研究を続けた結果が「ピンポイントでの予知は不可能らしい」というものになりました。
無理ですね。これは科学的理由でなく、社会的理由です。
地震予知は確実なもの以外発表を禁じられています。もし、地震が起こると言って地震が起きなければ、地震学者は糾弾されます。一方、地震が起こると言わずに地震が起きても何も言われません。つまり、地震学者が地震の予兆を見つけた場合、無視するのが一番いいということになります。
ある気象予報士がこんなことを言っていました。「空振りは許すが見送りは許さない」私はこの言葉に感動しました。地震予知は逆で、見送りは許されるけど空振りは許されません。
天気予報が始まった頃は、80%外れていたそうです。当然天気予報は国民から馬鹿にされていました。それでも続けていたから今のような天気予報があるのです。
現状で地震予知をしても、80%外れるでしょう。しかし、そこから始めない限り、いつまでたってもできません。また、80%外れるということを国民が納得する必要があります。
日々それぞれの地域に影響を及ぼすであろう地盤や断層の変化、或いは、海底の巨大プレートの僅かな動きを観測しているとは言っても、まだまだ地震が起きる可能性の有無を表明するに止まると思います。
近い将来起こるであろうと推測されている南海、東南海地震にしても、南海地震は2012年時点で30年以内に90%、東南海地震は2010年時点で30年以内に60~70%という漠然とした発生確率に止まっているのが現実です。
さらには、2008年に起きた岩手宮城内陸地震においては、山体が崩壊するほどの巨大地震であったにも関わらず、過去の歴史や観測の予測からも、一万年に一度という想定外の地震であったとされている。
噴火については、GPSなどによる日々の詳細なcm単位の地表の変化から、発生の確率をある程度予測し、実際に避難指示により被災を免れるという事例もあるが、地震に関しては、実際のところ、可能性の域を出ないというのが本当のところだと思いますね。