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メキシコでの大地震について
2017/09/09 07:22
マグニチュード8.1の大地震でしたが、震源の深さが69kmと深かったのにかなりの建物被害が起きています。
普通深度が深いと地表の被害は少ないような常識的な知識がありましたが、今回は何故被害が大きかったのでしょうか。
質問者が選んだベストアンサー
地形や地盤、対策や防災も関わってくるでしょう。
たしかに震源が深いほど広域にエネルギーが分散されるので被害が少ないと思うのが普通ですよね。
実際、日本ではマグニチュードの数値が大きくても地表の揺れ(震度)は大したことないことがほとんどです。
また、マグニチュードと震度というダブルスタンダードはどうやら日本だけのようです。
マグニチュードというのは震源のエネルギーの大きさ。
震度というのは人間が感じる揺れの規模。
中国でも規模の大きい地震が何度かありましたけど、被害が出た建物というのはレンガ造りだったり石を積み上げただけだったりと日本でいったらプレハブ小屋程度の耐震能力しかないものばかりだったと記憶しています。
海外の地震のニュースはマグニチュードでしか日本に入ってきませんから、日本人にはピンとこないですよね。
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
元々地盤が柔らかいという特性があったかもしれません。例えば1985年のメキシコ地震では、震源地から300キロも離れたメキシコシティが大きな被害を受けました。その理由は、メキシコシティそのものがテスココ湖という湖を埋め立ててできた町なので地盤が弱く、地震の揺れで大きな被害が出ました。
とはいえ根底にあるのは「建物に耐震対策が全くされていない」ということなのではないかなと思います。日本ほどしっかりした耐震構造のビルなんて海外にはないんですよ。ニュージーランドのビルなんて、マグニチュード6の地震で倒壊しちゃいましたからね。
「国の制度が不十分」「制度が徹底される体制ができていない」「施工会社もいい加減」の三拍子が揃っているのではないかなと思います。
お礼
2017/09/11 13:30
ご回答ありがとうございます。耐震対策ができていないところに被害が大きかった原因があるのですね。
(1)経験的に定義されるマグニチュードMと断層運動の大きさを表す地震のモーメントM。との間には、
log10M。=1.5M+9.1の関係で対応する。
M6の地震では、M。は約(10)18乗Nm、平均的な断層の長さと幅、すべり量はそれぞれ約10km,5km,50cm
M8の地震では、M。は式からM6の地震の1000倍の約(10)21乗Nmで、断層の長さと幅、すべり量はそれぞれ10倍の約100km,50km,5mに対応する。
(2)急な断層運動からの地震波の運動エネルギーE(Joule)に限ると、観測される波形記録の速度の2乗に比例し、マグニチュードMとは、地震モーメントと類似の式、
log10E=1.5M+4.8の関係に対応する。
Mが1つ大きくなると、EはM。と同様に約32倍に増える。
お礼
2017/09/11 13:31
ご回答ありがとうございます。マグニチュードって難しいのですね。勉強になりました。
8.1というのは相当の大きさですよ。マグニチュードというのは1上がると32倍になります。これを上回る地震というのは地震大国日本でも滅多になく、東日本大震災くらいしか思い当たりません。
お礼
2017/09/11 13:33
ご回答ありがとうございました。
建造物の構造(&築年数)によって、被害が大きく出たのではないでしょうか。
日本の建築基準とメキシコ(外国)の建築基準は異なりますから
たとえ同じ震度でも、被害状況は異なるでしょうね。
もちろん、建築基準や技術だけでなく
基準が確かでも、施工時にそれが守られていない可能性もあるので
そこは何とも言えないけど…。
お礼
2017/09/09 11:37
ご回答ありがとうございました。
お礼
2017/09/11 13:32
なるほど。ご回答ありがとうございました。