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災害時建物等に挟まれて逃げられない被災者への考慮は
2017/12/13 20:05
はだしのゲンを見ましたが、マンガ内では原爆の衝撃で潰れた家などに挟まれて逃げられないまま焼け死んだ描写があり、それゆえ現代でも巨大地震が発生すれば、潰れた家などに挟まれて逃げられないまま火や津波に飲み込まれ、死者が想定を大きく超えることが懸念されています。
メディアでは南海トラフ地震が発生すれば最大約32万人の死者が発生するとされていますが、実際に発生すればはだしのゲンのように地震で潰れた建物に挟まれて身動きすら取れないまま津波に飲み込まれる死者が出ることも想定され、100万人以上の死者が発生するのではとまで懸念しています。同じように発生が懸念される首都直下地震も同じ懸念があります。
原爆投下当時は今ほどの強靭な建築技術も厳しい耐震基準もなく、地震では起こらない凄まじい爆風も発生していたそうですが、倒壊した建物に挟まれ逃げるところか身動きも取れない被災者が発生する恐れがあることについては、考えていないのでしょうか?
東日本大震災ではそういう話は聞きませんでしたが、阪神大震災ではそうした事例があったそうです。なので、南海トラフ地震や首都直下地震対策には倒壊した建物に挟まれる恐れがあることも考えなければならないと思うのですが…
質問者が選んだベストアンサー
>倒壊した建物に挟まれ逃げるところか身動きも取れない被災者が発生する恐れがあることについては、考えていないのでしょうか?
すごく。すごーく考えてあります。まずビルやマンションなどの大きな建物は建築基準法という法律によって耐震性を保つように厳しく決められています。
特にそれが大きく変わったのが1981年です。ですので、81年以前に建てられたビルやマンションと、それ以降に建てられた建物は分けて考えます。
東日本大震災も含めて、まだ81年以降に建てられたビルやマンションが自身の揺れで直接に倒壊したということは発生していません。
ニュージーランドで発生した地震でビルが完全に倒壊して多くの日本人が犠牲になったことは質問者さんもどこかで記憶があるでしょうが、あのときの地震の規模がマグニチュード6.1です。ちなみに東日本大震災がマグニチュード9で、マグニチュードは2違うとエネルギーは1000倍違います。
ですので、東日本大震災レベルの大地震に遭ったときも、比較的新しいビルやマンションにいれば直接倒壊して生き埋めになる可能性はまず考えなくていいということになります。今は地震だからといってすぐ外に避難するのは危険ともいいますね。ただし、天井の高いビルだと天井が剥がれてきてそれが頭に当たって危険とか、火災が発生すると危険ということはあります。非常階段あたりにいるのがおそらく最も安全だろうということになりますね。
問題は、自宅。特に木造建築の場合です。木造二階建ての場合、倒壊するのはほぼ一階なので、寝室は二階にするのがまずは原則となるでしょうね。これで生き埋めになる危険はかなり減らせるかと思います。
東日本大震災を受けて、古い木造住宅が残る東京の下町などでは、家の建て替えも住んでいる人が高齢者だったりして難しいので、とりあえず寝室だけは地震でも潰れないようにする補強工事をして、その工事に対して助成金を給付する自治体も出てきました。
ですから国も自治体も、できる範囲のことはかなりやっているといっていいと思います。また他にリスクとしては「土砂崩れ」がありますね。これは地震で発生することもあれば台風や集中豪雨でも発生する可能性があるので、かなり身近なリスクとなります。これに対しても各自治体がいわゆる「ハザードマップ」を作成することで対策としております。
しかしながら、これもこれで問題は発生しています。地域によってはその地域が丸ごとハザードマップに入ってしまっているところもあります。そうなると、そこの土地の資産価値にものすごい影響が出るので、当然そこに土地を持っている人からは「なんてことをしてくれるんだ!!」という声も上がるのです。
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
「考えていないのでしょうか?」
想定…という事ですね?
想定という意味でなら、当然考えてますよ。
様々な事態が想定されていますし、質問のような事態もその中の一つです。
助かる可能性の有る人を誰が助けるのか?
あらゆる事態に関連して考えた時、その問題が必ず付いてまわります。
災害時には多くの情報網と交通網が遮断されます。
誰が探して、誰が見つけて、誰が連絡して、誰が駆けつけて、誰が助け出して、
更には誰が怪我の有無や程度を判断して、誰が稼動してる病院を探し出して、誰が搬送手段を考えて、誰が搬送機材を確保して、誰が通行可能な道路を探して、誰が搬送ルートを判断して、誰が運び、
誰が治療できる医師を探し出し、誰が治療の手助けをして、誰が看護するのか?
イザ大災害という時、どれだけの人が、様々な事態に対して、どれだけの迅速な対応ができるというのでしょうか?
既に東北大震災から様々な教訓が得られていて、既に様々な対応策が考えられていて、様々な方策が情報として、一般市民に向けて発信もされてます。
質問者さんは「考えなければならない」つまり考えられていることさえ知らないんですね。
大抵の情報はスマホから手に入る時代に、このような情報弱者がいるという事に驚かされます。
回答
…結論としては、近くにいる者が対応しなければなりません。
大震災の時にも、多くの人が自分達で判断して近くの人を助けたりして、その結果助かった人も大勢いました。
救助隊は分身の術を持ち合わせていません。
一組の救助隊が行けるのは一カ所づつです。救助隊が現場に辿り着くまで相当な時間が掛かります。
それを待つという考えは大きな誤りです。
誰かが来て助けてくれるという考えは、あまりに無責任極まりない考え方です。
「自分達の身は自分達で助け合い自分達で守る。」
そういう基本的な考えがなければ、大災害での被害は増大します。
回答の基本は上記のとおりですが、
他人任せの考え方に基づいた疑問については、その考え方自体がイザという時には自らの命さえ危うくするとだけ答えておきます。
対策の実体については「考えてます」。
貴方が知らないだけです。
ただ、「できない時にできると思われても困る。
自分達でできる事くらいは自分達でしてくれ。」
…無責任に頼られて困るのは救助隊員です。
お礼
2018/08/06 22:54
回答ありがとうございました。
こういうところでも、対策をする必要があると思います。
もちろん、考えているに決まっているじゃないですか
ですから、耐震基準が昔より厳しくなっている
ですが、
南海トラフ地震や首都直下地震で全く建物を倒壊させないことなど不可能です。
従って、倒壊した建物に挟まれる犠牲者は出るでしょうね。
お礼
2018/08/06 22:55
回答ありがとうございました。
逃げられない被災者のことをもっと考えるべきだと思います。
は?どこの報道を読んだらそういう見解になるの?
東日本大震災では地震により倒壊し津波で流され、でも生きていたのに、原発事故で救助が出来ず、死んだ人は沢山います。
火災が起きた地区ではそれによる死者もいます。津波被害とごちゃまぜなので誰が何処でという明確なことはいえませんが。
どんな地震でも様々な事が起こり得るので、対策は多岐に渡ると思いますけど?
お礼
2018/08/06 22:56
回答ありがとうございました。
だからこそ、想定外のことを考える必要があります。
>被災者が発生する恐れがあることについては、考えていないのでしょうか?
どなたが考えることなのでしょうか?良く解りませんが、
きっと、国とか、政府なのかな?
国で考えることはできる、または、できているかも知れませんが、
分かっていても実現可能なものとそうでないものがあります。
もしも、国が考えて、例えば「核シェルターを作る」とします。
ここには、日本在住の人が全員入れます。食料も復旧までの期間
分は確保します。と言っても莫大なお金が掛かります。
長期計画を立てて、徐々にと言っても相当な期間が必要でしょう。
でも、やらないよりやった方が良いと思いますが。
今の政権は、このような路線ではなく、アメリカの言いなりで
イージス艦、ステルス戦闘機やミサイルを購入するための国防費を
増大させて行く方針です。
お礼
2018/08/06 22:57
回答ありがとうございました。
避難すらできない国民が発生する可能性を考える必要があると思います。
お礼
2018/08/06 22:53
回答ありがとうございました。
今後考える必要性がありますね。