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どうして危ない場所から引っ越さないの
2018/07/13 00:01
こうやって水害を見ると、崖の下や川底より低い土地とか
に暮らす人も多いんですね。実際妻の実家も海抜が低く、
海に近いです。昔からの土地なんで仕方ないですが、ご近所さんは
一階を駐車場にするなど上げ底構造にしてますね。
でもこれだけ家が余るなら、危ない場所から安全な場所に
越せばいいじゃないですか。妻の実家は危険を認識しつつも、
治水が進んだ結果ここ数十年水害はないから、住んでますけどね。
質問者が選んだベストアンサー
日本で平らな場所はほとんど水害が起きる可能性がある場所です。水害から逃れるには高台に住むのがいいですが、日本では高い場所のほとんどが土砂崩れや地滑り災害の可能性があります。家の足元が崩れるか、崩れてきた土砂に巻き込まれるかです。
あまり人が住んでおらず、平らだけれど河川からも比較的離れている場所というのは元々沼地だったなんてことはよくある話です。こういうところでは内陸でも地震が発生すると液状化現象が起きて家が住めなくなる可能性があります。直下に活断層が走っているという可能性もあります。
比較的地盤もしっかりしていて河川や海岸からもそれなりに距離があり、土砂崩れの心配もない。そういう土地は人が集まる密集地に既になっている可能性があります。自然災害に巻き込まれる可能性は低いかもしれませんが、震災レベルの地震が起きたときに大火災が発生するなんて可能性もあります。いわゆる都市型災害ですね。
個人的に思うところでは、例えば東京都の武蔵村山市の南部は大きな河川もなく地形も比較的平坦で土砂災害の可能性も低そうです。しかし武蔵村山市は鉄道が走っていない自治体で、日常生活するには交通の便がかなり悪いですね。道路も限られていて車がないと生活が成り立たないので、渋滞がよく起きるんですよね。いざというときは安心かもしれませんがいざというとき以外の毎日が色々と面倒くさそうです。
そもそも人々の生活用水と農業用水の確保の必要から、人類は河川に沿って暮らしているものなんですよ。武蔵村山市は今でこそ多くの人が暮らす街ですが、江戸時代以前はお米も作れない貧しい村落だったのです。
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その他の回答 (11件中 1~5件目)
川は 毎日上流から土砂を運んでいます。
それが川底に堆積して 浅くなっていきます。
だから治水の基本は 浚渫です。
だけど行政は 浚渫ではなく 堤防を作る方法を選びます。
土を盛っただけの堤防。
決壊するのは当たり前。
浚渫にかかる費用と 堤防建設の費用を比べると 浚渫のほうがはるかに安い。
なぜ堤防建設を選ぶのか そこに答えがあります。
>治水が進んだ結果ここ数十年水害はないから、住んで
1Fを駐車場にして、治水が進んで数十年、被害のなかった人も
今回は被災したのです。
海抜が高くとも、近くの溜池や河川が反乱することもあります。
近くに河川も池も、山も崖もなく、それでも排水用の水路は要りますから
局地的に水が溜まって浸水する家もあります。
絶対安全な土地は限りなく少なく、全員が住み慣れた土地を捨ててまで
安全な地に移り住むのは不可能です。
他にも、仕事、学校、交友関係、費用と問題は多いです。
結果だけみて、言うのは簡単です。
質問者さんはたまたまそういう土地に住んでいただけではないですか?
今の住処に移る際に、海抜や周りの河川の過去数十年の
氾濫状況、先日の大雨を予見した上で移りましたか?
オランダは国土としている部分に多くが海面下ですよ。
入り込んできた海水を汲み出すためにあれだけの風車を使ったのが
「風車の街オランダ」の始まりです。
日本でも海抜0メートル地帯は大阪でも東京でもありますよ。
危惧されている南海地震で津波が発生したら大阪はなくなります。
地球において安全な場所などないです。
何処に住んでもリスクはあるし、災害は起こらない等と言える場所はないです。
ただ、最近の温暖化で気候が変わっているので、高床式に戻していくのは必要かもしれませんね。新築で氾濫のハザードマップに危険地域とされている所への建築には行政が介入して、対策を取れるような設計にするのがいいでしょうね。
安全な場所から、夢物語を言うのは、宜しくないと思いますけど。