このQ&Aは役に立ちましたか?
大震災津波対処方法として避難ビル案は何故無いのか?
2019/03/14 18:25
2011年の東日本震災の経験から、大堤防の新設、土地の嵩上げ等が採用されています。これらの13mもの大きな津波に耐える対策としての工事は、規模が大きいだけに巨額な税金が投入されている。しかし海へのアプローチが困難になるとか、高台は住み難いとか、折角の対策であるのに、必ずしも元住民からは歓迎されていません。そこで、もっと簡易な案として再建する案は如何か?
1150年前、869年の貞観津波と今回の津波は、1100年のインターバルがある。その間に襲われた津波は、大きくても5、6m級の津波と認識しています。(正確ではないかも知れません)
そこで、堤防はこの程度に備えることにして、住民は従来通りの土地に町を再建する。ただし1000年に一度来るかも知れない13m級津波からの避難用には、4階建コンクリート建屋を各町内ごとに設置して、町内人口は津波が引くまでの一時的収容が出来るようにする。町は被災するが1000年に一度の災害だから諦めて復興に努めることにするが、人命は救える。
この様にすれば、建屋は学校や何らかの公的会館、備蓄倉庫などに利用出来る上に、町は民間活力で自由に素早く復興が進む。予想される東海南海震災にもこの対策案は有効と思えます。
さて質問です。この様な案が検討されたとは、寡聞ですが何故でしょうか?
何か支障があるのでしょうか? 関係者のご意見を聞きたいです。
回答 (9件中 6~9件目)
津波避難ビルやタワーはあります。
今後も増加するでしょう。
ただ、建物である限り耐用年数というものがあって、50年くらいで建て替えが必要になります。
津波の記憶が新しい今であれば、津波避難ビルも資金を投入して建設することもできるでしょう。
しかし、50年、100年経過して世代が入れ替わったとしましょう。
いつくるか分からない津波に公的資金を投入し続けられる自治体がどれほどあるでしょうか。
人口が多く、土地が限られている都市であれば津波避難ビルを定期的に建て替えることもできますが、高齢者が多く過疎の自治体で土地があるのなら、人工的に高台を造成して命山を作ったほうが経済的です。
普段は公園として使い、いざと言うときは津波避難山として活用できます。
なにより山は永久的です。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
4階で足りるでしょうか?
2000年単位、5000年単位では20mかもしれないし、
30mかもしれない。
4階まで水がつくという想定なら備蓄倉庫はその上に作らないとですね。
いい案ですね。
和歌山では津波避難タワーを作ってます
https://mainichi.jp/articles/20190202/ddl/k30/010/438000c
町ごとに4階建てのコンクリートビルを建てる事になったら、市政の厳しい市では対応できないでしょう。
防潮堤を作るので費用的には精一杯なのが現状だと思います。
補足
2019/03/18 16:01
質問者からです、回答有難うございます。避難ビルは後年の保守費用が掛かるから避難山が良いとのご意見ですね。私が言うのは千年単位の対策で、その間に避難ビルは建て替えも要るでしょう、当然です。しかし、盛り土して膨大な資金を投じて避難山作っても、町としての利用も不便であろうし、少し遠い町内人が非難する困難性は残る。。(その町の地形にもよるが)
それより中規模津波対策の防波堤を完備して、ご町内ごとに避難ビルを持てば良い。町は従来通りの姿で素早く再建が進む。何故この案が議論されないのか?それが私の疑問なのです。