エレベーターの緊急停止で着床機能について

エレベーターは建築基準法により設計されていますので、すべてのエレベーターが地震感知器が設置されているとは、限りません。
地震感知器は震度3ぐらいで作動し最寄り階で停止し扉開放し、数秒後扉が閉まりますが、微振動の場合は、自然復旧しますが大きななゆれが続く場合はその場で停止します。この場合は、作業員が点検しないと、復帰しませんので停電が起きる前に基本的に動作します。
停電時の自動着床装置は、製造された年代や、ロープ式と油圧式で値段が異なります。
しかしこのような付加装置の後付け工事はエレベーター製造メーカーの直属のメンテナンス会社しか施工できません。

＞地震時緊急停止時に最寄りのフロアーに籠を止める機能がありますが、この機能は停電になった場合でも有効なんでしょうか

この機能がついているのであれば、停電時も同じ動作をすると思います。
確認のため、メーカーに問い合わせて下さい。
これは、非常用バッテリーで動作しますので、バッテリーを装備して
いる仕様であるかを確認すると良いかもしれません。

尚、エレベーターは定期点検が義務づけられています。
点検時に業者の人に聞いて見ても良いかと思います。

メーカーによって異なるのでメーカーに確認してください。

基本的には地震時と停電時の起動信号が異なるので
別になっていることが多いです。

　
エレベーター停電時の動き
https://www.mh-he.co.jp/support/emergency.html#no02
1）エレベータが停止
2）室内灯が点灯
3）15秒後に最寄階へ低速で動く
4）到着後ドアが開く