先週に新潟と山形での6強の地震、今日東京で5弱の地

　そんなに強い地震では無いです。Ｍ７以上の地震は巨大地震になりますが、この程度の地震は比較的多く起こる地震ですので、巨大地震では無いでしょうね。

　中央構造体が動き始めているのかもしれませんが、もし、中央構造体が大きく動いたとしたら、予測されている関東地震が起こって、多くの被害が生じると予想されます。日本列島のど真ん中にある断層ですからね。

　もっとも、今のところ、周辺域での巨大地震が多くて、首都圏で巨大地震が起こる予兆は無いようです。

日本の地下は深海に地盤プレートがいくつも重なった地震大国です。雨で地盤が緩み激しい震度を伴って揺れたのでしょう。

日本は、複数の入り組んだプレートの上にありますので、地震は
頻繁に起こっても不思議ではありません。

かつてユーラシア大陸に付いていた状態から、プレートの動きによって
大陸から切り離されました。この動きは今も継続しています。

東日本大震災では、震災前は、西向きに年間2cm強の変形でしたが、
東北地方太平洋沖地震に伴って最大約5.3ｍ東南東への地殻変動が観測され、
地震前とは反対である東西方向への伸張を示す地殻変動がありました。

これが大陸から切り離されたメカニズムで、小さな伸縮と大きな伸張の
くり返しで地震が起こるものと考えます。

次の画面をしばらく眺めてみてください。
http://ds.iris.edu/seismon/

リアルタイムでマグニチュード表現　20分ごとに更新
赤・・・・・今日
橙・・・・・昨日
黄・・・・・2週間
紫・・・・・5年

〇の大きさがマグニチュードの大きさ。

「強い地震が短期間」
…珍しくありません。

東北の時も、熊本の時もそうでした。
前震から本震まで、震度4以上が頻発しました。

…注意は必要だろうと思います。
念のための備えを怠らないことが大切です。