火災保険更新忘れ

お見舞い申し上げます。

自動車保険の任意保険の場合、そういう「うっかり、契約期間満了日を忘れた場合でも、何日以内なら同条件にて更新可能」という”特約”がついた商品も世の中にはあります。
しかし、家（建物）の保険でそういうのがあるかは存じ上げません。
お宅の建物の火災保険に、そういった事項を契約してなければ、文句を言っても愚痴を吐いてるのと同じです。

「代理店より更新のお知らせがなく」とありますが、うちの場合、代理店からというよりも、損保会社からハガキがきてたように思います。
うちの場合、自動車の任意保険は車屋が代理店になっててそこにかけてます。日ごろの車検もメンテも、少々高くついても、文句言わず言いなりで支払ってます。車屋からすれば「金払いの良い客」、「羊のような客」でしょう。ですが、それだけ（安いところと比較して）余分に支払ってる分、「保険がもうまた切れますよ」とかの連絡はきちんときます。
逆な言い方すると、車検、半年点検、オイル交換など、クソまじめな手入れで車屋さんとの付き合いをしてる。数か月に一度の、”なんとかフェア”とか、購入意思がなくても、客には言わんが「担当営業マンにとっては自分の何人客が来た」と成績もあるので、顔を出してやる。　　等の、接点を年に何度か持ってるから、保険が切れそうになったら連絡くれるのです。

ですが、建物の保険代理店は、そこまでしてくれませんので、自分から「もうすぐ・・・。見直したいから、試算して！」とどんどん言っていきます。

代理店と一概に言っても、いろんな代理店がありますよね。個人の経営者であっても従業員を5名雇ってる会社組織なのか、一人親方でやってる代理店なのか、はたまた大企業さんの一部組織で取り扱ってる場合もありますし。

私も生命保険とかで、営業さんのいうことを「正しい」と思い込んで、失敗した（間違えられて大損した）ことは何度もあります。
間違った人間から、どんなに謝罪されても、こういう金融商品は日にち的に後戻りできないと言われました。何度泣かされたことかしれません。
で、です。５００％、営業が悪いのか？となると、契約前に細かい細かい細かい約款を隅から隅まで読まなかったこちらにも落ち度（過失）は0.00001％くらいはあるんでしょうね。（腹立つけど！）
怪しいと思ったら、担当者を変えて、複数名に確認するとかしなかったし。
文章に「保険代理店の業務怠慢にはならないのか？」とありますが、契約事項に、保険契約満了が近づいてきたらお知らせしますという契約を結んでなければ、怠慢ではなありません。その場合はサービスが悪いだけになります。「サービス」ですよ「サービス」。
代理店担当者が何をどう言おうと、どんなに口約束してても、結局は約款に基づいて処理されるのです。

ちなみにうちも過去に大きな被害に遭いました。
大規模災害だったので、保険は出るには出ましたが・・・。見積もった工務店はどう思ってるかは知れませんけど、満足な金額はでなかったです。
よその某会社の大きな所有物が、我が家を壊しました。
でも民法でしたっけ、第717条
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%B0%91%E6%B3%95%E7%AC%AC717%E6%9D%A1
によって、「すみません」の音声だけで、菓子折りのひとつどころか、後片付け掃除のひとつもなくて、松葉杖をつきながら片づけをさせられました。

近所の人たちは、孫なんかが逃げてきてて、瓦礫だらけの道路でサッカーやってワイワイ楽しそうに大はしゃぎ！！　　たくさんの電線がぶーらぶら落ちそうになってるのに保護者達はうれしそうに遊ばせてます。　大きな被害を受けたお宅がすぐ近くにあっても平気です。　ボール遊びできるんだったら、近隣の高齢者の家を手助けしてやたらいいのに！って思いました。小学生でもできることあるでしょうが！　　学校からも警察からも危ないから道路であそぶな！とか注意しなかったようです。　発展途上国よりひどい状態。

＞代理店からの誠意のある言葉も無く、電話をいれましたが、折り返しの電話もありません。
今日の時点ではこれが普通です。
あちこちからじゃかじゃか電話が鳴りっぱなし。
損保会社はあわてて各地の職員を千葉県周辺にかき集めて電話対応。
ひょっとすると、この代理店さんの家もえらいことになってて、客どころじゃないかもしれない。

あなたが相手にするのは、代理店なのか、損保会社なのか、どうなのか知れませんけど、文句言うなら試しに言ってみたら、いやいやこんな言い方してはいかんのでしょうね。問合せしてみるならしてみたらいいと思います。だって、納得いかないんでしょ？

役所の罹災証明は、提出先がなくても、1枚あたりそんなに高額なものでもないでしょうから、念の為、取っておいた方がいいですよ。
うちの家の場合、腹立つことに、町中の人が「ありゃ！ものすごい壊れ方！」と、誰しもが大被害と思ってたけど役所の判定は半壊にも認めてくれずでした。小さな窓ガラス1枚割れたお宅と同じ評価だったんです。
もっと腹立つことに、公的な場所とかで、被害に遭った人のために寄付とか募りますよね。でも、半壊以上でないと配られないと役所に聞きました。
そのうえ、ＴＶニュースなんかでやってるボランティアの活動。あんなの、ほとんどゼロに近かったです。ゼロではないけど、ほぼゼロなんです。　ボランティアやらが行くのは、老人ホームとかそういうところで、一般民家はまず・・・。
だから、私、あんなニュースなんて、きれいな部分を切り取ってるだけに思いました。
今、ものすごく、「信じられない！」とか、「情けない！」とか、「どうやって立ちなおったらいいの？」とか思ってるかと思います。
我が家の場合、火事場ドロボーまででました。たいしたものを盗まれたわけではないけど。　落下したけど、割れなかった瓦があったのに、2時間くらいで全部なくなってました。盗む人は目ざといです。

私の場合は、自分たち夫婦の運の悪さにつくづく納得した次第です。だから、もう、今世ではあまり期待しないことにしました。

参考　内閣府のサイトより
http://www.bousai.go.jp/taisaku/pdf/h3003shishin_4.pdf
http://www.bousai.go.jp/taisaku/pdf/h3003sonsho_3.pdf