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津波の到達した距離
2019/11/28 08:40
東日本大震災で津波は海岸から最長どれくらいまで陸地に進みましたか?津波の高さばかり話題になって距離は聞いたことがなかったので気になりました。
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宮城県平野部では、海岸線から6キロくらいの場所まで津波が到達しました。6キロというのは、JRの新宿駅と池袋駅との間より長い距離です。池袋に住んでいて、海岸線が新宿あたりにあるならここまで津波は来ないって普通思いますよね。
平野部は高台が全くないので、ひたすら流されるしかありませんでした。逃げても無駄でしたね。自宅の2階にいて、運がいい人だけどんぶらこと流されて助かった感じです。
この「海岸線から約5キロ」というのは、平安時代に起きた「貞観地震」での津波の到達距離とほぼ同じだったそうです。研究者は貞観地震の津波の跡を地質調査で知っていましたが、あまりにスケールが大きいので「800年前の地震だし、極めて特殊な例なのだろう」と思ってしまったそうです。その研究者は新聞のインタビューで「かつて起きて、今回も起きたのでこの先もきっと(同じことが)起きるだろう」と答えていましたね。
以下のNHKWebNewsより抜粋:
https://www3.nhk.or.jp/news/special/shinsai7portal/kasentsunami/
宮城県と岩手県を流れる北上川。震災で津波が最も海から遠くまで遡上した川です。津波は河口から49キロ上流まで達し、被害は河口から12キロ付近までおよびました。(流域の石巻市北上地区と大川地区)
これは、地形にも左右されます。
湾の所に大きな川が流れ込んでいる場合には、津波が湾の左右から押し寄せ、
(波が集められ)津波の高さ以上に水位が上がるためだと思います。
他には、川の水面からの宅地の高さだと思います。
先の台風による川の氾濫と同じように、低い土地には流れ込みやすく
なりますので、ハザードマップで確認しておくことが良いかと思います。