”千葉県内房地震発生”減災対処”自己防衛策について

昨年、千葉県の災害支援に行ってきました。

海の家や Vinyl House がひっくり返って飛んでしまっていたのはどうしようもないとして……
印象的だったのは広域停電で浄水施設が動かず、水を貰いに街まで自動車で行き来する方が多かった事ですね。

首都圏から 1 時間余で行ける田舎として知られる(^_^;) 千葉県は繁華街から 10km 以上山奥に入った処まで農家や別荘等が点在していて車がない事には移動が困難な地域が多く、特に外房域なんて地元の人は電車に乗らず (観光客ぐらいしか乗らない)、Bus も殆どないので自家用車だけが移動手段みたいでしたね。……銚子の Aeon Mall なんて 20km 以上手前から看板があるし(笑)「みんなの法律事務所 XX ここから 16km」「取れたて新鮮寿司、ここを右 7km」なんて看板に「行く人いるの(^_^;)？ その寿司屋って犬吠埼にあった Restaurant じゃないの？」と首を傾げた程です。

また停電地域では Air’Con’ が動かないので自家用車に寝泊まりした人も多く、Camping Car を持つ一家が寝泊まりしているのか子供達がキャッキャ言いながら Camping Car に出入りしているのも見ました。


「電気がない」というのは現代生活に於いて致命的な障害になりかねません。

携帯電話に数回充電できる 5000mA 以上の Lithium 充電池は今や必需品でしょう。…… 大型電気店で 10000ｍA (要は 5V10A) のものが￥2,000 ぐらいで買えます。

因みに充電池は Lithium 充電池に限ります。

車輌用 Battery は常に車の発電器が満充電している事を前提に動作する充電池ですので、電気が底を付くまで使用して再充電するような目的には合いません……だから作業車等で何度も Battery が上がってしまうと何年も経っていない Battery でも充電できなくなって新品に交換せざるを得なくなります。

一方 Lithium 充電池は満充電の 20% 近くまで放電後、80% 近くまで充電する事を 1 千回近く行えるほど再充電の耐久力がありますので携帯電話用予備充電池として普及しています。

手回し発電器は疲労困憊の被災時にエッチラオッチラ回せるものではありませんし、小さな太陽電池 Panel を付けた携帯電話用充電池は曇り空や雨天時はいつまで待っても充電できません。……まぁ手回し発電機は携帯 Radio と懐中電灯が一体になったものぐらいしか役に立たないでしょうね(^_^;)。

懐中電灯は電池のない、振ると発電する発電 Coil が組み込まれた LED 電灯でも、夜道を歩く程度ならば充分です……私は 電池式ならば単三乾電池 1 本が入るくらいの小さな発電式懐中電灯を常に鞄の中に入れており、3.11 の折はこれで真っ暗な夜道を数時間かけて帰宅しました。

自家用車や Bike を御持ちの方は Gas Stand に行くまでの燃料を Metal 缶の非常用 Gasoline Tank に入れて持っておくべきでしょう。

水は新品の 2 Litter Pet Bottle を 1 人 1 本持っていれば自衛隊が来るまで持つでしょうし、使い切った 2 Litter Pet Bottle 数本に入れた水は Toilet 用に使える他、沸かせば飲料水になり、湧き水を汲んでくる入れ物にもなります。……鋏や Knife で切れば Cup や皿になりますし……。

暖を取るには戸外で Bucket に木っ端を入れて燃やせば良く、それに網を被せれば調理もできるので、特に火力を得るための器具を非常用に持つ必要はないと思いますが、雨漏りや冷気を遮る Sheet や毛布のようなものは庭掃除や園芸用等と兼用のものを車庫にでも保管しておくべきでしょうね。


夜に灯を得るためのものは乾電池や充電池を消費すると先行きが不安になりますので、家の中以外にも、庭の物置とかに蝋燭を保管しておくと良いでしょう……家の中に保管する蝋燭は御洒落な香り付き Candle や仏壇用、物置に保管するのは 10 時間以上持つ飾り気のない太い蝋燭といった具合ですね。


食料は高額で不味い非常食なんか買っても不快なだけです(^_^;)。

集落全てが焼けたとか流されたとかでもない限りは壊れていても残った家から某かの食料を取り出せるものですので、傷んでいないものを簡単な調理で食べる技を身に付けておきましょう……昨今は BBQ Party 等で腕を上げる機会が多いでしょうし……。

鍋や Frying Pan なんて崩れた家屋から掘り出しても使えるものですし、火と水があれば腕次第で飲料水も食料も何とかなるものです。

変な非常食よりも普段から消費して無くなったら買い足せる缶詰の方がよっぽど美味しく、便利なものですよ。

公共の救護避難所では水や食料が配布されるものですので、そんな所に非常食の入った非常袋を持って行っても意味ないですし、飴みたいなものならば兎も角も、皆が配布食だけ食べている中で非常食をボリボリ食べるのも変でしょう(^_^;)。

Super Market で売っていた非常用袋に不味くて高額の α 米非常食と缶詰乾パン、手回し発電機付懐中電灯が入っていたのには笑わされたものです(^_^;)。

まぁ被災体験のない人が商売目当てで組んだ非常用袋ではなく、実際の地域状況と自らの Survival 技術に即したものを自ら考えて用意しておくべきでしょうね。

素敵な Survival を(^_^)/

お礼

2020/01/05 05:19

☆誠に、有難う御座いました☆　幾らかは、”希望の灯りが、差し込んで参りました。☆
●具体論で地下シェルター＆ＳＯＳヘリコプター呼び出し＆自動車\重機レベル＆緊急支援人材＆貴重な書類＆証券類保存の”金庫提供＆事業含めて”暫時に停止＆休職・休暇扱い等。
リーズナブルな何とかレベルですので、”一般的な対処は、事前教育等を、出来ております。”
●イザ”震災となったケースで大不安と心配と関係者様との信頼関係等々に困窮をして居りまして恥ずかしながら無知文網\状態ですなので、悩みまくりをする事で心が、精一杯でした。
※　誠に、ご丁寧かつ的を得ました、ご回答に対しまして、”心より”御礼を申し上げます。※
●勤務先様から、何らかの”大災害に、万やむを得づ”遭遇・邂逅・緊急的避難が必要な場合では、それなりの”対処マニュアル＆復旧＋復興＋仕事影響回避等々、私生活影響が、無きような方針を懇切丁寧に”拝聴をして居りますので舌足らずで”門外漢的”質問で誠に申し訳有りませんでした。
※改めまして、重ねて、当方からの”質問へのお詫びと、ご回答御礼を申し上げます、以上

質問者