南海トラフについて

南海トラフは来ません、南海トラフの地震が来ます。

30年以内に来るという発表はありませんし、その言い方は間違いです。
30年以内に発生する確率が国から発表されており、その確率は毎年1月1日時点で更新されています。
ちなみに、今年の1月1日時点での発表は、30年以内の確立が70~80％となっています。この数字は毎年更新されていますが、10％単位で幅のある数値なので実際に数字として更新されるのは数年に1回程度です。
したがって、ご質問への回答としては毎年1月1日を起点に数えるになります。

前回の南海トラフ地震から、
もう大地震が起きてもおかしくない時が来てる。
…それを30年という幅で確率を示してる予想です。

だから、発表された時から30年と思って構いません。

30年という数字は、
今から30年の間という意味で、
今かもしれないし、
明日かもしれないし、
来年かもしれないし、
30年後かもしれないという、

大きな幅のある予想です。

…次に発表される時も30年というのなら、
その時から更に30年という予想になります。

そのうち30年の予想が10年に変わる時が来るかもしれません。
その時は更に危険が近づいたと思いましょう。

30年という長い期間の予想なので、無闇に慌てることなく、
もう既にいつ来てもおかしくないのだから、いつ来ても大丈夫な準備をするように考えておきましょう。

30年以内の発生確率の計算だから、計算したときから30年です。
計算したのが2015年なら2015年から2045年の間に発生する確率で、5年経っていることになりますが、5年以内に地震が起こらなかったので新たに計算したほうがいいです。

地震発生確率の「30年以内に○○％」と言うのは起算日がある訳ではありません。
今この瞬間から30年以内に発生する可能性を示しているので、1秒後でも30年以内ですし30年後でも30年以内ですから、その間に地震が発生する可能性を示しています。