アメリカの山火事は広がる一方ですが、どうなっちゃう

消防活動など人間の努力や天候の変化でいつかは鎮火します。

ただ、特にアメリカ西海岸は夏場の乾燥が著しく、こうした山火事の原因になりますが、それに拍車を掛けているのが温暖化。

地球温暖化が注目される以前は、単に人間によるタバコのポイ捨てや火の不始末などが直接的な原因でしたが、ここ数年のハリケーンの巨大化や特に毎年のようにカリフォルニア州付近を襲う山火事などは温暖化が関係しており、山火事に関しては原因が人間由来ではなく、極端な熱波に頻発する落雷が追い討ちするパターン。

落雷は切っ掛けとしても、そもそも山が熱くなり過ぎているのだ。

そして、広大な面積の森林を破壊する山火事は、さらに地球温暖化に拍車を掛ける。

既に温暖化による気候の変動がもたらす負の影響が世界を覆い尽くしており、例えば、北極海、南極の氷解、ロシアのツンドラ地帯の永久凍土の融解による大量のメタンガスの放出、カリフォルニアよりもさらに深刻なアマゾン流域の大規模火災などにより、さらに温暖化が加速し、地球を熱くしている。

今回の山火事はいつか鎮火するとしても、来年の夏になれば再び乾期に入りますから、さらなる大規模な山火事も予想されます。

日本の台風やアメリカのハリケーンなどの猛烈な風雨をもたらす災害などを含めて、既に地球は悲鳴を上げてしまっている。

ただ、科学を一切信用しないアメリカのトランプ、覇権や金儲けしか考えない中国などの温室効果ガスの大量排出国が、地球を人間の住めない星へと変化させていることに気付いていない。

昨年のオーストラリアの大規模な森林火災は記憶に新しいけれども、これからは、こうしたことが普通のことでしかない。

アメリカの山火事がどうなっちゃうレベルではなく、地球そのものがどうなっちゃうのかという話ですよ。

お礼

2020/09/23 07:37

結構日本国内の一般人の中にも、CO 2による地球温暖化説を否定する人がいるんですよね。
経済を回して今の人間さえ楽に生きれば、未来の人間の事など眼中に無い人が多い様です。
解説ありがとうございました。

質問者