欲しい色の再現が出来ない。

プリンターのキャリブレーション作業の参考URLです。
ディスプレイの表示色を再現するための作業になります。
キャリブレーションは日本語で較正と言いますが、
この場合はカラーキャリブレーション・色較正です。
新品の問題がないプリンターでも、色合わせのキャリブレーションは必要です。
インクの色が６色では、この作業をしても人間の目はものすごく精密に色を区別判別しますから、完璧には出来ません。
以下は、蛇足の説明です。
また、光源・紙の色などでも色の見え方が変わってきます。
特に、薄めの色は「紙の白色」具合で大分変わってきます。
同じように見えている白い紙も、数種類を同時に比べると変わってきます。

>パターン印刷の結果シアンもしくわライトシアンが再現されません。

再現と表現されていますが、
ノズルチェックパターン印刷というのは、6色のインクを「そのまま」紙に吹き付けることで、
数百本ある、インクの吹き出し口が詰まっていないかどうかを確認する為の機能です。

したがって、「再現」ではなく、シアンおよびライトシアンのインクが「出ていない」のです。

>ヘッドクリーニングやGap調整５も試みましたが回復しません。

以下の記述は、「純正インク」を使い続けている時の記述です。

まず、この症状ではギャップ調整はまったく関係ありません。

「ヘッドクリーニング「」と、「ノズルチェックパターン」をペアで4セット行っても、
欠けている箇所がある（＝目詰まりしている）場合には、一旦電源を切り、
一晩（6時間以上）放置してから、改めてノズルチェックパターン印刷から再開します。

ここで、前回よりもノズルチェックパターン印刷の結果に
回復傾向が見られれば、十分に望みがあります。

時間をおくのは、吹き出し口で固着しているインクが、
徐々に溶けるための時間を確保することが必要だからです。
そのため、連続で必要以上にクリーニングをやってしまうと、
効果が無いだけで無く、
正常なノズルからドバドバインクを無駄に流してしまうので、
無駄になってしまいます。

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「非純正インク」を装着した過去がある場合：
・インク成分が固まってしまっている
・インクの搬送経路に空気が入り込み、インクを動かす力を吸収している
のいずれかが発生しているので、
前者であれば、純正品に戻すことでまだ希望はありますが、
後者であれば、気泡が圧力を吸収するので、インクが動かず、
クリーニングもノズルチェックパターンも出来ないので、修理が必要です。
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