ファッションショーについて

Question

たまたま
バレンティノのオートクチュール
コレクションを観たのですが、
シースルーでバストトップが見えています。パリコレなどは、話題性重視なのか組体操をしながらランウェイを歩いたり、もはや着ていない？服もあります。
いつからこのようなショーになってしまったのでしょう。
モデルさんは有名デザイナーのショーに出る為ならどうぞ見てください、て感じなのでしょうか。モデルになるには着ていないのも覚悟でなければならないのですか。

日本語がおかしいかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。

Accepted Answer

そういうファッションショーは主に一般の人向けではなく、世界中のアパレル関係者に「ウチのブランドはこういう方向性でやっています」というのをアピールするためのものなのです。つまり元来プロ向けイベントなのです。
だからファッションの知識もトレンドもなんも知らない一般人からすると「なんじゃ、奇抜な格好をして。こんな格好で表を歩くのか？」って思うのですが、ファッションの知識とトレンドに精通しているプロからすると「ほほう、これは新しい」とか「なんだかイケてないなあ」となるのです。

ちなみにファッションモデルさんというのは「裸になって恥ずかしい」という感覚があったら勤まらないそうです。どんなジャンルの撮影でも、現場でモデルさんが着替えをするのにちょうどいい場所がないなんてことはよくあるそうです。そんなとき、モデルさんはみんな「あ、別に私気にしないんでいいです」とその場で着替えてしまうのだそうです。「え。ここじゃ見られちゃうじゃないですか。それじゃ着替えられません」なんていう子はもう仕事が来なくなるだけなのです。

映画監督の山本晋也さんが昔、レギュラー番組の「トゥナイト」で「監督が脱げといったら脱ぐのが女優の仕事だ」といっていましたが、デザイナーがこれを着ろといったら着るのがモデルの仕事だといえるでしょうね。もちろん一流モデルとなれば自分の写真が世界中に配信されるわけですから、イケてないファッションなんかを着てそんなものを世界中にばらまかれたくないわけで、自分に見合うファッションブランドを仕事先として選ぶのです。

バレンティノのオートクチュール、ショーの変化について