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2023/03/06 15:56
少し前に、美瑛町と上富良野町で十勝岳噴火の避難訓練をしたそうですが、十勝岳は近い将来に噴火の可能性があるのでしょうか。また、以前噴火したのはいつごろか、美瑛町にどのような被害があったかお分かりでしたら、情報宜しくお願い致します
※OKWAVEより補足:「美瑛町への移住・定住」についての質問です。
昭和63年12月25日、前日の噴火から約2時間半も立たぬ間に爆発的な噴火を引き起こし、再び火砕流が発生、灼熱した岩塊が花火のようにさく裂しながら、
望岳台方面に流れ出し、中腹の避難小屋にあと100mまで迫った。(この火砕流は当初、泥流と発表されたが、後の観測により火砕流と訂正された)。
最後の噴火が平成元年2月8日です。
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火山ですから、いつ何時噴火するかはわかりません。
ただ、気象庁の常時観測火山に含まれていますので、噴火の兆候が認められた場合には何かしらの事前発表が行われます。
現状は平成27年(2015年)に噴火警戒レベルが1(平常)に引き下げられ、その状態が8年以上継続している、ということになります。
参考 気象庁 火山活動の情報(十勝岳)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/108.html
なので「近い将来に噴火の可能性がない、とは言えないが、現状は平静状態であり、噴火を示す兆候はここしばらくは観測されていない」ということになります。
直近での噴火履歴は1988-89年ですね。
火砕流と一部降灰があったため、美瑛町と上富良野町に避難情報が発出されています。
詳細は月次報告のpdfが下記リンクから確認可能なので、ご自分で参照されてみることをお勧めします。
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/monthly_vact_vol.php?id=108
以上、ご参考まで。
十勝岳は活火山で、火山性地震や発光・噴煙などの小規模な活動は常に発生しています。
住民の避難を伴うような活動で最近のモノは1989年、大規模な噴火は1962年となります。
記録上30~50年くらいの周期で大きめの活動をしているので、そろそろじゃないかと考えて警戒した方がいいのかもしれませんね。
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