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資産運用について
2015/02/19 20:59
独身男38歳、実家住まいの地方公務員です。
資産と呼べるものは、
■家(私名義で、ローンは親と折半し私の分は繰上完済済)
■天引の共済貯金:1400万円
■現物株:約60万円(優待目的でNISI枠)
くらいです。
預金が1000万円を超えたので共済貯金にばかり預けずに、もっと
アクティブな資産運用ができないかと最近考えるようになりました。
しかし、FXは数年前によく分からずに手を出して大損してしまい
(それ以上に性格上FXは為替が気になり業務に支障が生じます。)、
投資信託は利率は預金よりも高そうですが信託報酬が引かれると
実際に受け取る益は思ったよりも多くなさそうに思えます。
現在の共済貯金の利率は0.6%なので、それよりも低い定期預金
に預けても意味がないし、国債もこれより高い物はないみたいです。
初心者の私に「私ならこういう運用をする!」というアドバイスがあれば
ご教示お願いします。
ちなみに結婚の予定はありません。
質問者が選んだベストアンサー
まずFXはゼロサムなので、誰かの利益は誰かの損です。
投信は信託報酬の安いインデックス型が良いと思います。
ただ、誤解なきよう警告しておきますが株式(国内、先進国)の期待リターンはせいぜい年4%~5%と言われています。
外国債券だったらどんなに金利の高い国の債券であっても期待リターンは年0.4%ぐらい(現在の日本の長期金利と同じ)です。
その上で信託報酬が差し引かれますから、信託報酬の安いファンドを選ぶのが正解です。
債券型ファンドだったら投資対象から外してよい、なぜなら共済貯金の利率が年0.6%と超高金利の外国債券の期待リターンを大きく上回っているからです。
ロシア国債だと金利が13%もありますが、これは「高金利通貨は長期的に下落していく」と言う為替の基本常識をご確認ください。
だから、ロシア国債を買っても円換算では期待リターンは年0.4%程度(現在の日本の長期金利と同じ)になります。
株式ファンド、REITファンドならば信託報酬が安ければ投資価値のあるファンドはありますが、リスクがありますからリスク許容度を必ず見積もりましょう。
「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」と言うブログにはインデックス投資の始め方があります。
そこを読んでみてください。
投資をする際には納得の上で自己責任でやってみてください。
【どうしても向かないと判断した時は投資をやめましょう】。
インデックス投資の利点はコストが安い事とやる事が少ない為、仕事への影響がほとんどない事です。
ただ、インデックス投資でも利益が保証されている物ではありません。
インデックス投資の事を書いた理由は、質問者様が公務員である事なので、リスク許容度さえ高ければ株式への投資が可能だと考えたからです。
個別株式だと倒産リスクを気にする必要がありますが、インデックス投資の場合は「ほったらかし」でOKなので簡単です。
もしも私の言っている事が嘘だと思うのならば、米国株式では良く知られたインデックスである「配当込S&P500」と10年間戦ってみて、勝てるかどうかを試してみると良いでしょう。
米国株をやるのならば「配当込S&P500」を倒せなければ意味が無いとまで言われます。
多くの人は「配当込S&P500」に負けます、それを実現するにはSPYを購入すれば良いと言う簡単な事ですが、敵に回すとよほど有能な投資家でない限りは倒せないでしょう。
最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
20年以上やってますが、素人投資家です。
株にせよ、投資信託にせよ
「誰の意見を聞くか」だなーーーと思ってやってます。
色々とお勧めをしてくださいます証券屋さんとお付き合いがありまして、
担当のかたの言う事をどの程度実行するか、迷います。
どんな意見にせよ、自己責任です。
担当の言うがままもつまらないですので、
ネットの情報も読んだりして決めたりもしています。
このところ担当者が動かしたがるのは外国株です。
担当者が上がるだろうと予想した外国株を買ったところ
株価が上がり、かつ円の変動でも益が出ました。
その益でまた別の外国株を売り買いを四・五回
繰り返してます。
たしょうハイリスクかなとはおもいますが、
ちょっと面白いかなという事で。
お礼
2015/02/22 08:09
ご回答ありがとうございます。20年以上も投資をされていらっしゃるのですね。
私には証券会社の知り合いがおらず、全てネットからの情報が頼りでそこが不安です。
現在の資産は余裕資産なので外国株も視野に入れてみようと思います。
お礼
2015/02/22 12:15
とても分かりやすく具体的な回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、ぱっと見は有利に見えても、実際は共済貯金よりも低い利回りのものが多いのですね。
「高金利通貨は長期的に下落していく」という基本常識も今回初めて聞きました。証券会社のサイトには高利率の外国債券が飾られていますが、こういう仕組みだったのですね。
REIT、インデックス型の投資信託を含め、ご紹介いただきました参考URLも参考にしたいと思います。