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明治6年で給仕になって月給3円とはどういうことでし
2019/11/28 01:20
古い書類の束を見る機会があったのですが、その中に辞令があって給仕にするが月給3円なりと書いてありました。この当時3円というのは今の10万円くらいでしょうか。お金の価値というものがわからなくなりました。
回答 (5件中 1~5件目)
No4です。
リンクを貼り忘れていました。
http://sirakawa.b.la9.jp/Coin/J077.htm
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2.給料・賃金の欄で比較すると、
・明治8年:160円
・平成27年:420万円
したがって、26,250倍ですから、3円だと78,750円となります。
ただし、この給料は、戦前は文官の平均年収、戦後はサラリーマンの平均年収ですから注意が必要です。
7.物価指数の欄で比較すると、
・明治13年:0.38
・平成27年:1804
したがって、4,747倍ですから、3円だと14,242円となります。
何で比較するかで違ってきそうです。
お礼
2019/11/28 14:25
当時でも10歳くらいの子供がともかくオカネを稼いだのですから驚きですが、実情はなかなか想像できませんね。小学校にも行っていなかったのではないかと思います。
治時代後期の1円は、今の3800円ぐらい
https://manabow.com/zatsugaku/column06/
明治4年「新貨条例」を制定し、「円」を基本の貨幣単位とし、「円」の1/100を「銭」、「銭」の1/10を「厘」としました。
つまり円の1/1000の単位の貨幣があったという事です、これは1両=1円と置き換えたためだそうです。
明治の初期はそば1ぱい5厘~1銭だそうですから、150円から300円位が実際のところではないでしょうか!だとすると1円は約3万円で3万なら約9万円位と現在のパートさんに近い金額だと思います。
お礼
2019/11/28 08:47
この人は後年一念奮起してプロの芸術家になり一家を養ったそうです。ご教示の金額は納得できますね。10歳くらいの子供がこの位もらえれば上の上だったのではないでしょうか。
その3円は当時で言うと生活出来る金額だったのかも知れませんが
タンス預金で100年間持ち続けて今使おうとしても3円の価値しか有りません。
古銭としての価値がつくかも知れないけれど、銀行に両替に行けば3円にしかなりません。
円の価値の推移に合わせて預金は増えたりしないんです。怖いですねぇ。
50年前、大卒の初任給は3万円。
今の1/7だけど、物価も1/7だったわけですよ。
https://nenji-toukei.com/n/kiji/10021/%E5%A4%A7%E5%8D%92%E5%88%9D%E4%BB%BB%E7%B5%A6
日本の借金は100兆円でしたっけ。
ある日突然政府が『これからは物価を100倍にします。でも安心してください給料も100倍にします。』
とすると、100兆円の借金は今でいう1兆円と同じ価値になるのです。
怖いですねぇ。
お礼
2019/11/28 08:50
ご教示によりお金の価値って難しいものだという実感がわきました。
物価も違いますから、お金の価値は何とも言い難い部分なんですよね。算出の仕方で色々と変わります。
ひとまず参考になりそうなページなどを
https://manabow.com/zatsugaku/column06/
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102809.php
当時の1円=2万と換算すると、3円で6万円。それだけで生活できる金額ではなさそうです。給仕というのが今で言うアルバイト程度ならそんなものかな、ですね。
あるいは住み込みで食と住居つきの丁稚的な働き方であっても生活は成り立ちそうです。
なおこの辺りの換算は、本当に計算次第で結構変わります。例えば参考ページのように「給与ベース」で計算する方法や、「1日の食費」で計算する方法、主食となる「米」「パン」などで計算する方法など色々なので、あくまで参考程度にとどめてください。
お礼
2019/11/28 08:53
この人は極貧の家庭に育ったようです。10歳くらいで働きに出たのですから、それほど高額の収入がなくても理解できます。
お礼
2019/11/28 14:22
大変興味深く拝見いたしました。