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不定形耐火物の熱伝導率と曲げ強度の関係を解説
2023/10/21 04:41
- 不定形耐火物の熱伝導率と曲げ強度の関係について説明します。
- 熱伝導率が高いと、曲げ強度は低下する傾向にあります。
- 熱伝導率が低いほど、曲げ強度は向上することが期待できます。
不定形耐火物
2023/03/03 15:25
不定形耐火物ですが、熱伝導率と曲げ強度の数値が表示されていますが、熱伝導率が高いほど、曲げ強度は落ちる傾向にあるのでしょうか?
(熱伝導率が低いと、曲げ強度は上がる?)
質問者が選んだベストアンサー
次のURLの資料に掲載されている14種類の不定形耐火物について、曲げ強さ、熱伝導率、施工所要量(単位体積当たりの質量)をグラフにプロットして、相関係数R2を併せて表示させてみました。
https://www.emco.jp/_wp/wp-content/themes/em/img/dept/pdf02.pdf
曲げ強さと熱伝導率、曲げ強さと施工所要量は、無相関と言い切ってよさそうな結果であるのに対して、熱伝導率と施工所要量(単位体積当たりの質量)には明確な相関がありました。
気泡が少なく、アルミナや粘土の密度が高い方が、熱を伝えやすい(断熱性が悪い)ということですね。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
練り物だから焼成後は多孔質になるので、密度が高ほど熱伝導率も曲げ強さも上がる物が多いと思います。
ここの高アルミナ質そんな感じです。
https://www.emco.jp/_wp/wp-content/themes/em/img/dept/pdf02.pdf
それよりも材質の差が大きいので「一概には言えない」が正解でしょう。
お礼
2023/03/07 07:49
ご回答ありがとうございました!
お礼
2023/03/07 07:52
グラフにまでして頂きありがとうございます!
それぞれの相関関係がよくわかります!
曲げ強度と熱伝導率に相関はないようですが、単位堆積当たりの質量とは相関があるのですね。
耐火物の熱伝導率は気泡率に大きく影響を受けることがよくわかりました。