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2023/04/13 12:11
どうしても納得できず、ここでご意見をいただきたく投稿させていただきました。
金属加工部品の切削品を提携子会社から納入され、評価をしている部署です。この子会社は過去に異材のクレーム(例えばSUS304のところSUS303)を起こしており、それらを解決しないまま今も取引が続いている状態です。
今回試作品の評価した際、ミルシートと現物の整合性がとれず、子会社にヒアリングしたところ、ミルシートがやはり天ぷらでした(トレースできないミルシート。悪びれもなくメールをされる)。また、この子会社で材料成分分析を行っているのですが、これも分析時の間違いとそれをもとに成績書を作る際の誤記入(もうわけがわからない)で、こちらも整合性はとれませんでした。
過去からの問題もクリアできておらず、今回もこんないい加減なことをしている為、事実をそのまま発信しました。これが当然かなり子会社が悪く見える発信だった為、他部署のトップより”子会社をそんなに悪く発信してどうする。これでは悪い印象しか残らない”等の反発がありました。その場では、発信時の言葉の選び方に問題があったかもと、言って終わったのですが、よくよく考えたら、やはり材料は妥協するべきものではなく、悪いものを悪いと発信することのほうが大事では?と改めて思っております。
まあ、会社なのですべて納得の行く仕事ができるかというと難しいとは思うのですが、材料問題は致命的じゃないでしょうか。
中国調達の経験者のかたからのアドバイスいただけるとありがたいです。
※OKWAVEより補足:「技術の森(材料・素材)」についての質問です。
ご苦労、お察しいたします。
そして、
現地に出向くのを強くお勧めします。最低でも1回は出向き、現地の人と交流しておくと今後につながります。
その場合、重要なのが「責任と権限」になります。
発言権、決裁権が物を言いますので、その旨を現地の面々に認識してもらう必要があり、権限を持たない人間の言うことなどその場しのぎにしかならないことを理解しておいてください。
過去に出向/駐在者として中国国内で材料・部品の調達をしていました。
そのために、何度も現地に出向き、都度確認や監査をしてきた者です。
「金属製品(合金)」は特に扱いが危険な分野で現場が見えないところでは何をしているか全く見えてきませんでした。
加熱処理が必要な材料ではさらに敷居が上がります。
あくまでも経験値からで、現場の4M1Eは絶対に認識しておく必要があります。
何度か視察して、何度も監査していても、Lotが変わるたびに、品がばらついて日本が要求する値(範囲)を維持することは非常に困難と理解して随分と妥協してきました。
インゴットをどこで調達するか? その子会社でインゴットを作製している場合はまだ管理ができる可能性がありますが、中国国内調達の場合は要注意どころではすみません。
契約社会ですが、監視者が居なければ、どんどん品質がさがってくることを理解しましょう。
回答ありがとうございました。
決裁権という文言を見て妙に納得できました。
私は事実を発信する権限はありましたが、それを基に判断する権限(例えば発注禁止処置)は無く、だからこそ思うように改善が進まなかったのかもしれません。アドバイスありがとうございました。
2023/04/13 15:16
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自社と中国の子会社側にある程度権限の強い人。
社長や部長や発注部署の責任者という人たちがある程度パイプが出来ていないと難しいでしょうね。
質問者が検査や審査や評価をした所で子会社にはどんな似た材料ならいいだろうと思いっている。
質問者がどのくらいの権限があるのかですが、発注を先を決めるとかが無いと質問者があれこれ言っても相手にはどうでもいいからそうなっていると思います。
上司なども対応しない限り改善は無理だと思います。
ただ、指定の物ではないとなれば、国内で売り物に出来ない。
不良在庫とか材料在庫とか、材料の検査などした上でSUS〇〇〇と書いて中国の書類と自社で書いた書類を保管し、管理するしかない。
出荷出来ないのだから、2度3度と金額も大きくなろうと、
社長や上司がそれでもいいから売れと言われれば、それなら色々質問者自身も考えも変わるでしょう。
頻繁に自社の監視人が複数人送って余計な事や適当にしていないかを監視しないとあの国の人たちは、どんな物だろうと出来ればいい形があればいい的な発想なので、日本や日本人のようなこれをと言って指定の物が出てくるなんていうのは特に材質は沢山あるし種類も沢山あるのだから。指定の材料だと高いから似た物で材料費を浮かせて送ればいいとかでしている中国会社なんてあるのだから。
例えばエンドユーザーで問題が発生した場合、トレースされて当然ミルシートに虚偽の記述があればヘタをしたら数億円規模の損害賠償に発展しますよね。
弊社では子会社ではないのですがSUS304部品を中国の会社に作らせていたのですがある時、その部品を溶接した配管を酸洗いしたところその部品が解けてしまうという事件が起こりました。
幸い、納品前の発覚でしたので大きな保障問題にはなりませんでしたがその会社との取引は即刻中止、在庫は全部引き取らせました。
それ以来弊社では中国での部品生産をする場合でも日本製の鋼材を使用することを条件としました。
幸いそれ以来そのような不祥事は起きておりません。
子会社だから、と言って甘やかす理由は1㎜もないと思います。
過去の経緯を見ても即刻解散してよいのではないでしょうか。
と…個人的には思いますがよそ様のことですのであくまでも参考程度に。
大変参考になりました。
改めて自分の役割を認識できました。
腐らずにがんばろうと思います。
2023/04/13 15:20
業界次第な部分もありますが、材料問題は致命的です。
基本的に後追いで確認するのが困難、物性全てに波及する可能性がある、と、極めて大きな問題に発展する可能性があります。
最近だとこんな例がありましたね。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/00132/
そもそも事実を伝えただけで『悪い印象しか残らない』なら、それは印象の問題ではなく実態が異常なのです。
アドバイスというわけではないですが、もしその『他部署』が技術系の部署なら会社全体がヤバいので転職を検討すべきですね。
あなたは悪くないでしょう。
むしろ悪いのはある部署のトップです。
正確な情報を隠蔽しようとしている。
また、子会社から納品されたものが違うものであったこと自体が問題ですよね。
納入仕様書などの取り交わしはしていますよね?
納入品が違っていれば、契約違反になるわけです。
いくら子会社とはいえ、別会社です。
会社としてしっかりと対応しなければなりません。
例えばですよ、SUS材の話がありますが、異材を使用して子会社が利益をあげたとします。
それを使用したあなたの会社が納品先からクレームを受け、莫大な損害賠償請求されて会社がつぶれたとすれば、子会社だって事業継続していけなくなるでしょう。
因みにですが、私も過去に製造部門を管理していて、中国の材料(粉体)を購入していましたが???と目を疑う異物が良く入ってましたよ。
例えばタバコの吸い殻とか・・・一番びっくりしたのはスコップが入ってたことがありました。
中国の管理はずさんだと言うのが身に染みて感じましたね。
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