メタルソーで肉厚パイプを長手方向に切断して分割

被削材の内径・外径の精度によって難易度が変わりますね。
内外径が高精度ならガイドブッシュを用意してしまえば、グローバルソーとかが売っている高速回転対応チップソーで一気に唐竹割にできそうに思えます。
或いは、C型割→対面割の順送2工程に分割し、それぞれの切断線付近で固定を掛けることで、応力開放での変形・低剛性故のビビりを抑止し、高送り切断を求めることが良さそうに思えます。

＞長さ40mmの切断に先立って、連続工程としてパイプの縦割り2分割を行うのであれば、
長物を縦割りする方式（竹割式）
https://zoen-uekiya.com/column/niwashi-recommenditem/takewari-9sen

１、ニップローラで挟んでワークを送り込む
２、大径カッターで割る
３、出口チャックでクランプしてサーボモータ＋ボールネジ駆動で引き抜く


回答４さんの図で上下にカッターがあるけど
恐らく、２個のカッターの芯を合わせるのは困難では？
って理由だけで大径カッター１個にしてみました
カッター２個の方にメリットが有ればそれに拘りません
ミソは長物ワークを縦割りする方案であってカッターの個数ではないので

理解力が乏しくて済みません。
想定なさっている機構は、メタルソーを装着したスピンドルを2軸設けて、その間に、ワークピースであるパイプを挿入して分割するということなのですね。

平面的な絵を描くことは容易ですが、空間的にスピンドルとチャッキング機構の関係、ワークピースの装着・取り出しなどを整理して、実施設計を行うには悩みどころが沢山ありそうですね。
汎用性を切り捨てて、外径30ミリ、内径18ミリ、長さ40ミリのワークピース専用の単能機にすることがいいかもしれません。

添付図は、素人が想像力だけで描いたメタルソーでパイプを縦割りにする状況です（横フライスのような機械を使うことを想定しました）。
このような工程では分断するには、パイプの片面を切断した後で、反転してもう片面を切断する必要があると思います。
ご質問者さんは、このような方法ではなく、もっと効率のよい工程を想定なさっているように思えますが、具体的にご教示頂けないでしょうか。
具体的な加工方法が明確になれば、その得失について、沢山のコメントが寄せられると思います。

回答(1)再出
板材を曲げ加工するような方法を提示しましたが、パイプをメタルソーで分割する方法も実用的な方法の一つと思います。
その際に気になるのが、ワークピースをどのようにチャッキングするかです。加工順として、長さ40mmに切断したパイプを半割にすることを想定なさっているのでしょうか？その際、切断した長さ40mmの端面をチャッキングすることを想定なさっているのでしょうか？
切断の効率と製品の精度を確保するには、十分な剛性を確保できるチャッキングが不可欠だと思います。
専用機を設計するとしたら、メタルソーのスピンドル構成やメタルソーの切込みや送りなどの切削条件以前に、チャッキングの方法を吟味なさったら如何でしょうか。