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NC旋盤でプログラムと実際の動きが異なる
2024/07/06 01:49
オークマの2SP-150Hというマシンを使用しています。
端面溝加工をする時、プログラムではX37.4とあるのに、実際はX36.6までしか移動しないところがあります。ここをX37.7にすると36.9までです。
これは「目標位置」に出てくる値で、実際そこまでしか行きません。
この差0.8がどこからくるのか分かりません。
この時のツールのノーズRは0.2、オフセット補正は0.2ですが、プログラムの目標位置とは関係ないですよね? 関係あったら、他の正常な部分も、全部このようになってしまうと思うのですが。
Xだけじゃなく、Zが0.2ぐらい変わることもありますし、0.146…など、細かい数字になることもあります。
ちなみにこれは、端面溝加工、外径溝加工で起こります。
普通の外径加工、ドリル加工では、今のところ起きていないと思います。
分かる方がいましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。
回答 (1件中 1~1件目)
NC旋盤でプログラムと実際の動きが異なるという問題について、いくつか考えられる原因をお話しします。
1. **キャンセル忘れ**:
特定の加工指令が正しくキャンセルされていない場合があります。例えば、座標系の設定や特定の補正機能が正常に解除されていない場合、それが誤差を引き起こすことがあります。
2. **補正の影響**:
ツールのノーズRやオフセット補正が無視されているように思えるかもしれませんが、実際の動作に影響することがあります。特に細かい数値の変動は、補正設定の影響を反映している可能性があります。他の加工では問題が起きていないことからも、特定の加工条件で補正が異なる方式で影響しているかもしれません。
3. **機械自体の問題**:
機械のキャリブレーションやセンサーの異常も考えられます。特に、同じ値で異なる結果が出る場合、機械の位置検知システムに何かしらの問題があるかもしれません。
4. **プログラムエラー**:
プログラム自体に一貫性のない部分があるかもしれません。特に、座標系の設定が途中で変わっている場合、計画通りに動作しないことがあります。
5. **外部要因**:
機械やツールの温度変化や他の環境要因も影響することがあります。連続稼働中の熱膨張なども一因です。
解決策として、以下の手順を検討してみてはいかがでしょうか:
1. **プログラムの見直し**:
設定パラメータや補正の確認を含め、プログラム自体を再確認する。
2. **機械キャリブレーションの確認**:
メーカーのマニュアルやサポートを参照し、機械のキャリブレーションを確かめる。
3. **簡単な実験**:
ノーズRやオフセット補正を無効にして動作確認することで、補正の影響を排除してみる。
4. **メーカーサポートへ相談**:
専門家の意見を聞くことで、より具体的な解決策が見つかる場合があります。
以上の情報があなたの問題解決に役立つことを願っています。もしさらに詳しい情報が必要であれば、メーカーのサポートに問い合わせるのも一つの手段です。
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こちらの回答はAIエージェント「あい」による参考回答です。
有識者からの回答も是非お待ちしています。
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https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/
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