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加工物重量に適したセンター穴基準は?
2024/08/01 12:14
- 加工物の重量に合ったセンター穴の基準に関する情報が不足しており、JIS規格での呼び寸法も見つからない。
- 10kgから5Tonの鋼材やSUSを加工する際のセンター穴のサイズについて、具体的な指示や早見表が求められている。
- 特に旋盤作業や外径研削作業を行う中で、ローリングセンターに適したセンター穴の大きさが重要視されている。
加工物重量に対応したセンター穴の基準はありますか?
加工物重量に対応したセンター穴の大きさ(呼び寸法)がJIS規格やその他の資料等が見当たりません。
10㎏~5Ton程度のシャフト形状の単品加工を行っています、長さは500mm~6,000mm程度です。
材質はSS400~SCM等の鋼材系およびSUS等です。
旋盤作業⇒外径研削作業が一般的な工程になっています、全て両センター加工品です。
圧延ローラー形状(両端が細くベアリング受け部分が有る形状)もあります。
両端に吊りボルトタップが有る場合を除き、大半の図面にはセンターのサイズ指示は有りません。
ローリングセンターが耐えられる大きさのセンター穴が適切かと思いますが、何かワーク重量に対応するセンター穴早見表等あるのでしょうか?
※OKWAVEより補足:「技術の森( 機械加工)」についての質問です。
質問者が選んだベストアンサー
JIS B 1011(センタ穴)では、テーパー角度60°のセンタ穴について、下図の「呼び」の寸法を標準として決めていますので、この標準寸法から選択することを一つの基準と考えてもよさそうです。
製品の質量に応じで、センタ穴の寸法を決めることは、一定の条件においては合理的と思いますが、ワークの材質、加工条件、要求精度などに応じて、加工者の裁量で選択できるようにしておくことも重要です。
面圧力などを考慮して、御社独自の標準サイズを決めて、取引先と協定を結ぶことも可能と思います。
JIS閲覧サイト:
https://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html
補足
2024/08/01 15:40
早速のコメントありがとうございました。
まずは、基本パターン⇒S45C調質材使用時の質量に応じたセンタ穴の基本サイズ(A型センタ/呼び径)一覧を整備したい。
その後、対応するワークの材質・形状、加工条件、要求精度等に応じて、個別対応したいと考えております。
顧客は数十社に及び商社が中間に入っていたりで、おおもとの発注顧客はセンター穴は何でも良く(正確にはわからない又は加工に必要ならば明けてくれ)、製品が図面指示を満足してさえあれば良いと言う受注形態で一品料理製品を消化して来たのが現状です(量産品ならばありえない事)。
結論は、センターのJIS規格は有っても、対応するワークの質量・耐荷重・形状などの対応は各社独自に委ねる…って事のようですね。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
ローリングセンタのメーカが知ってそうに思います。
訊いてみられてはいかがでしょうか。
補足
2024/08/05 05:56
ありがとうございます。
その通りなのですが、某メーカー様はデータの出し渋りをしています。
(本日営業担当者様が来社して頂く事になっておりますが…どうなることやら…、って感じです。)
ローリングセンター(回転センター)の強度を指標とし、センタードリル径(呼び径)対応表を整備しておく事で目的達成、あとは形状・材種等でケースバイケースですね。
お礼
2024/08/30 07:22