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2001/11/05 17:49
皆さんよろしくお願いします。
弊社が購入し、製品に組み込んだラッチ錠の中に使用されているスプリングが折れると言う事故が発生しています。メーカーはスプリングのメッキ処理の際、水素脆性除去作業の工程が充分でなく”水素脆性が原因で破断”と判断していますが水素脆性が原因と特定する手段は何があるでしょうか?一応破断面を折れたものと正常と思われるものの写真をとってあります。また、対策としてメッキ工程をなくす為にスプリングの材質をSUSに変更する予定でいますがこの対策でよいでしょうか?
No.1のパーカーライジングの補足です。
パーカーライジングは外見は黒染めの様ですが、
防食性があります。(結晶性燐酸皮膜を生成)
これは、燐(リン)酸塩処理の別称です。
塗装などの下地に良く使われています。
ちょっと大きな塗装屋は、この処理槽を持っていると思いますので、
相談してみてはいかがですか?(低コスト?)
ご参考まで。
ありがとうございます。勉強になりました。私も調べてみましたが、いろんな処理方法があることが判りました。(詳しいことは判ってませんが・・・)いろんな意味で自分の勉強不足を感じています。皆さんにアドバイスを受けながら勉強していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。
0002/11/30 00:00
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dannさんのおっしゃる通り、電子顕微鏡で観察が必要で、観察そのものもできれば金属学の専門家に依頼したほうがいいと思います。SEMを使えるだけの人が見てもほとんど判りません。公設研究機関などに依頼するといいと思います。
脆性除去の工程が不十分であるなら、これを十分にするので対策にはなりませんか? めっき後24時間以内に、200℃程度で24時間が一般的ですが、どこか違う所でもあったでしょうか?
SUSにするかどうかは、めっき+ベーキングのコストと比較して、判断すればいいと思います。
ありがとうございます。確かにおっしゃる通り水素脆性除去工程を確実にすれば解決するように思えます。工程に問題があったかどうかは記録がなく不明です。メーカー側がSUSにすると言ってきているので・・・いずれにしましても皆さんのアドバイスを基に再検討します。皆さんありがとうございます。
0002/11/30 00:00
できれば破面を電子顕微鏡で観察するのがいいのですが、こういった
経験がない場合、破面から判断するのはなかなか難しいと思います。
水素脆性だと、粒界破壊でごつごつした岩山のような破面になるかと
思いましたが、このあたりはうろ覚えで自信がないです。あと、普通(?)の
脆性破壊だと、比較的滑らかな破面に川の流れや手相のような模様が
出ていたりします。
黒い点は、保存状況が悪かったために錆びてしまったところではないでしょうか。
ありがとうございます。今ある写真を見てみると確かには断面がごつごつした感じがあります。メーカーは水素脆性でピンホールが出来るから脆くなるような回答でした。このピンホールが黒い点だと言う回答でした。確かに保存状態は良くなかったと思います。したがって錆びの疑いもあり再度調査しようと思います。
ところで水素脆性でピンホールは出来ますか・・・?
0002/11/30 00:00
破断面の顕微鏡拡大で見れば見えると思います。対策としてsus化もいいですが、メッキの種類を変更する手もあります・・・ユニクロメッキ→パーカーライジングとか。
ご参考まで。
ありがとうございます。顕微鏡で見れば判るというのですね。早速確認してみます。ところ水素が除去されていないものを顕微鏡で見るとどのようになっているのでしょうか?メーカーから提出された拡大写真には黒い点がいくつかありました。これが”水素”でしょうか?またパーカーライジングとはどんなメッキでしょうか?初めて聞きましたのでぜひアドバイスお願いします。私も調べて見ます。
0002/11/30 00:00
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