アルミ・ハイテン材のプレス加工について

遅くなって済みません、スプリングバックについては特に他の材質と比べて大きく有りませんので心配する必要はありません。割れは他の材質と比べて起きやすいです。製品形状によって特別の対策が必要か否かが決まります。必要な場合でも型の機構で対策できる可能性が゜高いです。5000系と7000系ではぜんぜん条件が違います。7000系では複雑形状の成形（焼きなまし済み材）するには難しいです。
質問にはなかったですが、アルミ合金の抜き加工で型の刃先に構成刃先（アルミ合金が刃先に溶着硬化して、構成刃先が抜き刃となって製品を抜く現象）生成されてバリとダレの大きい抜きブランクが出来てしまう現象があります。
対策
*適切なクリアランス（小さ目）
*抜き力の削減（型にシャ－角を付ける）
*抜きスピ－ド（速い方が良い）
*良い加工油
*その他

加工内容（抜き・曲げ・絞り）製品形状・材質の詳細を記載された方が・アドバイスをする側としては具体的にアドバイス出来ると思います。宜しくお願いします。