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熱処理を前提とした材質選定
2023/10/12 19:46
- 熱処理を使用した材質選定についてのご相談です。
- 現在使用している材質の代わりを検討しています。
- 熱処理によって硬度を上げるための適切な材質と方法を教えてください。
熱処理を前提とした材質選定
2001/11/30 00:00
現在使用しているダクタイル鋳鉄の代わりを検討しています。中にヒーターを挿入して板の温度は２２０℃に制御、上下の板で食品プレス加工に使用します。この熱板の硬度をもっと上げたいのですが、側面（板厚６０mm、長さ３００mm）に穴加工を要するため加工しやすい材質であることが条件となります。その後、例えば熱処理によって硬度を上げる場合、どのような材質が適しているでしょうか。また熱処理方法も色々あるでしょうがどのようなものが適しているでしょうか。よろしくお願いします。
回答 （3件中 1～3件目)
穴を加工するのは“カートリッジヒーター”などを埋め込むためだと理解し答えます。
ヒーターには色々な種類がありますが、その中に『シートヒーター』なるものがあります。大きさも容量も何種類かあるようです。これでしたら穴あけをするのではなくサンドイッチにすれば問題ありませんし広い範囲を加熱出来、温度分布も安定します。
材質ですがＢＥＡＴ－Ｓさんが仰ってるように温度が高いため焼入れでは無理かと思います。材質の検討が必要ですが、どの程度の硬さが必要なのか又は何故硬くする必要があるのかなど、詳しく書き込んで頂ければ違う方法も見つかるのでないかと思います。
御参考までに
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現在ＦＣＤを使用している理由が何かによって、大きく違ってくるように思います。
２２０℃というと、大方の焼入鋼であれば硬度が戻される温度域なので、炭素鋼や
一般流通の合金鋼はなかなか使えそうにありません。
焼結合金や、ＮＡＫ、ＳＵＳ等が考えられますが、含油性も考慮すると、焼結合金
しか選択肢はなくなりそうです。
ヒーター面は、表面を彫り込んで、鉄板で蓋をするようにすれば良いんじゃないでしょうか。
そうすれば、製品に接する面が、交換可能ですので、もし変形等があった場合交換出来ますよ。
加工は取り付け穴位（深い穴がないので）ですので材質は、何でも加工できます。（SPH材や、その他材質に焼き入れも、コーティングも可能です）
