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アルマイト処理後の寸法変化について
2023/10/12 23:20
- アルミ(A7075)の部品に対し、白色アルマイト処理を施したところ、φ26穴の径寸法が処理前に比べて約40μm大きくなってしまいました。
- A7000系のアルミ材にアルマイト処理をすると寸法は縮む(穴は大きくなる)傾向があり、A6000系やA5000系は処理後も寸法はあまり変化しないとのことです。
- アルマイト処理によるアルミ材の寸法変化は一般的なことなのか教えてください。
アルマイト処理後の寸法変化
2002/07/26 15:23
アルミ(A7075)の部品に対し、白色アルマイト処理を施したところ、φ26穴の径寸法が処理前に比べて約40μm大きくなってしまいました。
表面処理業者の説明では、A7000系のアルミ材にアルマイト処理をすると寸法は縮む(穴は大きくなる)傾向があり、A6000系やA5000系は処理後も寸法はあまり変化しないとのことでした。
上記のようなアルマイト処理によるアルミ材の寸法変化は一般的なことなのでしょうか。教えてください。お願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
はじめまして。
基本的な事は他の皆さんの言っている事に
間違いはありません。
ただ、処理はエッチングや処理を行う際の処理液の状態(濃度や温度)に非常にデリケートに影響されるらしく、同じ日でも朝と夕方での処理の具合が変わるそうです。
しかし、殆どの処理屋さんは処理液に漬ける時間を管理して処理を行っており、逐一液の濃度まで管理している事は無い為、1020μm程度の寸法変化は見越した方がいいでしょう。
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アルマイトをすると素地が溶けます。しかし、アルマイト膜の方が溶ける量よりも多くつくので、寸法が小さくなることはありません。アルマイト膜10μmついてたら、素地は約3μmぐらい溶けているはずです。
今回の件は、kazutomoさんが言っているように、エッチングを行いすぎたか、何らかの失敗で剥離再処理したものではないですか?確認をとる必要があると思います。
お礼
2002/07/29 10:02
ご回答ありがとうございます。
お教えいただいた情報を元に、処理業者と打ち合わせていきたいと思います。
硫酸アルマイトでは、皮膜厚さの1/2の寸法増加があるそうです。
http://www.alumite.co.jp/CAT/SA.htm
クロム酸アルマイトでは、寸法変化がほとんど無いそうです。
http://www.alumite.co.jp/CAT/Cr-A.htm
アルマイトの前処理工程でエッチングという工程があるのですが、その工程を行いすぎると穴径が拡大します。
A6000系だからとかA5000系だからとかは、関係ありません。
やり方次第です。
お礼
2002/07/29 09:55
早速のご回答ありがとうございます。
やり方次第と言うことは、処理業者の腕次第と言うことですね。処理業者に確認してみようと思います。
お礼
2002/07/29 10:14
ご回答ありがとうございます。
皆さんのお話を総合すると、やはり処理業者の技術レベルによって結果が左右されると言うことですね。