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板金曲げ加工について
2023/10/13 01:44
- 板金曲げ加工における最小内Rについて
- 最小内Rより小さく曲げる際の強度的な問題
- 曲げ部最小Rの図面指示とその状態
板金曲げ加工について
2002/03/10 22:01
鉄板やSUS板等をプレスブレーキ等で曲げ加工する際、最小内Rっていうのがあるみたいですが(板厚の0.51.5倍?)、これより小さく曲げているものは多々見ます。SS400のt6でもほぼ内Rはゼロに近いものも見ます。結局"最小内R"より小さく曲げるのは強度的に問題があるということなのでしょうか?また最小Rにするにはプレスブレーキの型(ダイ?)を板厚にあわせ都度Rをかえるのでしょうか?図面指示で"曲げ部最小R"と指示するとどういう状態でしあがってくるでしょうか?(型の変更が面倒だから角の型(?)で内Rをほぼゼロであがってくる?)そのあたりを教えていただけないでしょうか。
回答 (2件中 1~2件目)
おはようございます。
ブレーキプレスを使った場合、内Rは金型の凸型が直接材料に当たりますから必然的に小さくなります。
物理的に考えても内Rは材料の伸びが発生しませんから、「原理的には」限りなく0に近くする事は可能です。
(型のメンテナンス、圧力のかけ方等)
むしろ問題は外Rだと思います。
外側には「伸び」が発生しますから展性の低い材料ですとひび割れが生じます。
このあたりのデータはなかなか数値では良い表す事が出来ないので板金屋さんの経験則にのっとっている事が多いと思います。
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図面上で最小Rと指示して有る場合、加工する側は過去に加工している物を参考に「これくらいかな?」で加工するところも有ります。
どれくらいに仕上げるかは業者と打ち合わせを行った方が両者ともやりやすいと思います。
曲げRですが、板厚によってダイの幅がだいたい決まっていますのでそれ以下のダイで曲げると板に傷が付いたりして強度が落ちます。
堅い材料の場合は、折れます。(薄板の物はV溝で、厚物用は、Vみぞの入り口にかなりのRかついています。)
矢弦は、とがった物(薄板用)を使えば内側のRは小さく出来ますが上記と同様に強度的に材料に無理が掛かりますので、板厚や、素材にあった型で曲げた方が無理に小さいRで曲げるより良いと思いますが・・・
ご参考まで。
お礼
0002/11/30 00:00
参考にさせていただきます。ありがとうございます。
お礼
0002/11/30 00:00
やりとりをしている業者さんに確認してみます。ありがとうございます。