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海水のかかる箇所のシールについて
2023/10/13 08:27
- 海水のかかる箇所のシールについて、使用条件や現在の問題点を説明しました。
- 現在の対応策として、SUSベアリング+オイルシールの使用やリップのやられた場合の対応方法を述べました。
- 今後の改善策として、自動調芯ベアリングの導入やメカラビリンス、グリースニップルの設置を検討していることを説明しました。
海水のかかる箇所のシール
2003/07/08 19:01
水揚げされた魚を処理する機械のベアリングシールです。
使用条件が悪く、?海水がかかる?魚のうろこ・砂・ゴミなどが海水に混じっている?洗浄時に高圧水がシール部にかかる。などがあります。
現在はSUSベアリング+オイルシール(前後)(ダストリップ付き)でベアリング内にグリースを満杯に封入することで対応しています。しかし使用条件が悪いため、オイルシールのリップがやられてしまいシール性はだんだんと落ちてきます。
現行の考え方は?しばらくはリップが頑張る?リップがやられても中のグリースを満杯にする事とSUSベアリングの耐食性で踏ん張る?それでもやられたら寿命として交換 との主旨で割り切って使用しています。
今回、自動調芯ベアリングを使わざるを得ない設計となり、かつフリーメンテ(交換は原則としてなし)を要求されています。
自動調芯ベアリング(今は1204を想定)にSUS製が無いこと。SUS製でもフリーメンテは難しいこと。で非常に困っています。どんな事でもかまいません、話のきっかけになるだけでも大助かりです。皆様のお知恵をお貸し下さい。
今の考えは
?自動調芯機構を別途設けSUSベアリング(深溝玉)とする。
?メカラビリンス(モータの軸端などのイメージ)を設け高圧水と異物の浸入のリスクを落とす
?グリースニップルを設け、定期的にグリスアップしてもらう
などを考えています。
構造上コストアップになりますし、いまいちぱっとしない状況で検討中です。
今、農機具(田植機やトラクター)の防錆ってどうしているのか検索中ですがいまいちです。ご存じの方いらっしゃいましたらお力添えをお願いします。
明日、会社の兼業農家の方に頼んでみせてもらおうか?考えています。
回答 (12件中 6~10件目)
あちらの掲示板でグリースを探しておられるのを見ましたので、私もちょっと検索してみました。
使えるかどうかは私には判断できませんが、『マリングリス』としてネットで購入できるようです。
http://www.factoryexpress21.com/grease.html
OKS 403マリングリース
優れた水中防錆性。多湿の工場や海岸、海上など海水のかかる場所でも実証済。
価格も表示されています。
参考になれば幸いです。
・・・もしかして本質問はシール材でしたか?
違っていたらごめんなさい。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
NTNなどのボールねじのシールに低摩擦接触シールというものがあります。ボールねじ自体は、あまり高圧下で使うようなものではありませんが、似たようなものだと思うので参考にしてはいかがでしょうか?
お礼
2003/07/09 14:07
早速調べてみます。
現行は高圧水は機械部品でガード、グリースは海水用(まださがしている最中です)、オイルシールor○○シールでグリース封入、グリースニップルで定期注入のラインで検討中です。
ベアリングはころがりか滑りか決めかねています。
あと、農機具等の特許を検索して泥水シールの関係資料がないか探し中です。
以上中間報告です。
ありがとうございました。
発想を変えて,外から侵入させない,そして,侵入しようとしたら,外へ追い出すという方法はどうでしょうか。
こんなシールに,インプロシールがあります。
ただし,私が使用したものは,材料が青銅でした。ステンレス製のものをメーカが製作してくれるかどうかは分かりません。(無責任ですが)
このシールは,回転中でも停止中でも,効果があるので,一度ご検討されてはいかがでしょうか。
お礼
2003/07/09 09:03
今朝、当社のカタログリストをかたっぱしから探してまして「福田交易」さんのシール関係を見つけたばかりでしたので、いいタイミングで裏付けとなり喜んでます。
実際はインプロシールは高価そうなので採用は難しいと思いますがほかにもいろいろ有りましたので販売元に問い合わせてみようと思います。
イメージとしてはコンベアローラ状に並んだそれぞれに同様のシールが必要なためベアリング1箇所あたりのコストが大きく響くのが泣き所です。1カ所ならちょっと奮発する手もあるのですが・・・
ありがとうございました。
水中ブルトーザー用途、戦車用途グリースがあるようです。丁度、水飴の様に粘っこいタイプとの事です。下記先に照会されたら如何ですか?
お礼
2003/07/09 08:55
ありがとうございます。
グリースの改良は切り口として有効と考えており、とても助かります。早速探してみます。
常時陸揚げ艇の船台は上げ下ろし時に、船台のキャスターが海水に浸かり、陸上保管中は空気に触れ繰り返すと普通のベアリングは一年くらいで割れます。シャフト部にオイルシールとスイベル部にOリングを入れグリスニップルをつけて海水用グリース(普通グリスは海水と反応して駄目!)を充填したら、SUSでなくても5年経過して大丈夫でしたが、(最近やっと海水対策仕様が有るようです。)
高圧洗浄が心配ですね。それに食品だけに、食品用グリースで海水用を探し、集中(給油脂)グリスアップシステム(大型トラックなどのオプションで見た事があります。)で定期的にグリスアップされては如何でしょう?
お礼
2003/07/08 23:30
海水用グリースというものがあるのは知りませんでした。今回の場合、食品とは切り離されていますので食品用グリースの必要はありません。さしつかえなけてば、メーカや商品名など教えていただけるととても嬉しいです。
グリスアップは検討範囲でなんとかなると思いますので、高圧水対策の水切りと海水用グリースでちょっと光が見えてきました。
帰って一杯飲めそうです(^^)
ありがとうございました。
お礼
2003/07/10 08:39
おっしゃるとおりシールが本命ですが妙案がみつからず現在グリース方面の改善を先行して検討中です。(既納機にも使えますし)というわけで大助かりです。
自分でもネットで探していろいろFAXいれたりしてたんですが教えていただいたメーカは漏れてました。
ありがとうございました。