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テーパの擦り合わせ加工の方法
2023/10/13 11:21
- テーパの擦り合わせ加工は、平面の擦り合わせとは異なり、キサゲでは行われません。
- テーパの擦り合わせはどのように行うのか、詳細をご存知の方はいらっしゃいませんか。
- これは直径Φ200×100×1.5°の焼入れ品であり、硬度はHrc50程度のものです。
テ-パの擦り合わせ加工
2003/04/04 13:55
平面の擦り合わせはキサゲで行うようですが、テ-パの擦り合わせはどのように行うのか、ご存知の方おられませんか。大径Φ200×100×1.5°の焼入れ品Hrc50程度の物です。
回答 (3件中 1~3件目)
古典的な旋盤の油圧軸受けなどは、軸に硬い材料を用い、軸受けに砲金やホワイトメタルなどの柔らかい軸受け材を用いています。
先輩諸氏から、軸が焼け付いたときには自分で直す物と教えられ、いまだに時々やっていますが、こうして調整した旋盤は、ローラーベアリングの旋盤とは異なった、非常に高品位な切削面が得られます。ダイヤモンドバイトなどを使って、鏡面に近い加工面荒さを実現できるので、このような古い機械は捨てられません。(このようなことを言うのは古いですかね)
古典的な方法ですが、このような、メタル軸受け(油潤滑のテーパ軸受け)のすりあわせの方法を紹介しますので参考にして下さい。
1、キサゲの刃
平面のキサゲとは異なったササッパ(笹の葉状)のキサゲを用いる
2、光明丹により「あたり」を見る
・軸に光明丹をできる限り薄く塗る
・軸を軸受けに挿入し、軽く押しながら回転する
・「あたり」は、軸側は光明丹が取れ、受け側は光明丹が付着する。
3、修正
・「あたり」が全体に出るように、受け側の高いところをササッパで削っていく
4仕上げ
・円周方向が三点あたりとなるよう、余分なあたりを取り除く
「あたり」を見るには光明丹が使いよいと思います。要は、如何に薄く塗れるか、です。
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補足遅くなりました
一般的な光明丹よりベアリングレッドを使用しています キサゲ工具は以前は東芝タンガロイから出てましたが最近はカタログで見ませんね しばらく購入してないので販売に関しては不明です
取る量が多いと電動 「スイスBIAX社製」 等も使用することがあります
お礼
2003/04/08 11:03
HikaruSaiさんありがとうございます。
ベアリングレッド、初めて聞きました。
購入可能か調べてみます。
こんにちは
旋回台に取り付けキサゲでやる場合と、旋盤に取り付け回転させ棒の先にサンドペ-パ-を巻き付け、擦る場合とあります
補足
2003/04/04 17:51
ありがとうございます。
キサゲの場合、当たりを見るのは一般的な光明丹等を使用するのでしょうか。また、キサゲ工具は、市販品があるのでしょうか。
よろしくお願いします。
お礼
2003/04/08 10:59
kinko-zさんありがとうございました。
参考にさせていただきます。