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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミダイカストの塗装前処理について)

アルミダイカストの塗装前処理について

2023/10/13 16:18

このQ&Aのポイント
  • アルミダイカスト製品の塗装前の処理については、十分な接着力を確保するために重要です。
  • アルミダイカストにアクリル焼き付け塗装をする際には、養生テープの接着力だけでは剥離する可能性があるため、他の施策を検討する必要があります。
  • アルミダイカスト固有の症状であるかどうかを判断し、それに対する対策を行うことが重要です。
※ 以下は、質問の原文です

アルミダイカストの塗装前処理について

2004/10/29 13:17

アルミダイカストにアクリル焼き付け塗装をした建材部品の塗装が、養生テープ程度の接着力で剥離してしまうクレームが発生しました。アルミダイカスト製品の塗装前の処理についてご教授ください。

説明不足だったので追記します。
塗装については、通常の建築金物(鉄、SUS,ALの)の経験があり、そんなに深く考えていませんでした。従って、常識的な手順は踏んだつもりです。ただアルミダイカストについて知見がなく、アルミダイカスト固有の症状であるのか、それとその対策についてお教え願えたらと考えております。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2004/10/29 22:52
回答No.6

ADCというのはアルミダイカストといういみです。ADCの次に付くナンバーはアルミダイカストの合金の組成によってきまりますが普通にはADC12という素材が一般的です。

アルミダイカストは高温で鋳造しますので製品が
型に焼きつかないために必ず型に離型剤を塗布して鋳造します。
先ほどTOYさんがおっしゃるとおり最近のダイカスト工場ではペインタブルの離型剤を使用しておりますがそれでもこの離型剤をどのように取るか?というのが問題です。

アルカリ脱脂で素材をエッチングしながら離型剤を取るのが一般的です。当社ではそうしております。そして水洗い後化成処理し塗装時にはエポキシ系のプライマーを塗り、その上に塗装しております。

同業他社ではトリクレンで脱脂をして塗装時には
プライマーを塗り上塗りという工程で仕上げているところもあります。

空焼きはダイカストのアズキャスト面を切削した場合の巣がある場合には大変効果があります。

最初に戻りますが養生テープ程度ではがれてしまうようではこまりますがはがれる時はそんなものです。原因は離型剤ですのでアルカリ脱脂等がない場合には先の皆さんのアドバイスのように表面を研ぐかサンドブラストをかけるかすれば離型剤がとれてしまいますので密着の為にエポキシ等の
プライマーを使用すれば密着はバッチリとするはずです。

お礼

2004/11/01 08:42

ご回答ありがとうございました。大変参考になりました。工程等詳細に詰め直してみます。

質問者

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その他の回答 (8件中 1~5件目)

2004/12/01 19:40
回答No.8

弊社実績を紹介しますと、ADC1、ADC12の鋳造部品をタップ加工>洗浄脱脂>アルメート処理>塗装(アクリルラッカー、メラミン焼付け、エポキシプライマー等)の工程を長年やっております。この工程で洗浄脱脂が不十分だった為、塗装が剥がれやすくなったことがありました。アルメート溶液はJASCO(日本表面処理化学(株))から購入しています。本来はアルマイト処理をしたいのですが設備が無い為、溶液に浸漬するだけのアルメート処理を行っています。

お礼

2004/12/02 07:06

ご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

質問者
2004/10/30 12:33
回答No.7

少し本題から外れますが、最新の技術で塗装をされてから陽極酸化処理をする方法が有ります。(今までの常識の反対です)コストは従来のアルマイト加工とそんなに変わらないはずです。塗装の密着度と表面硬度が向上します。色彩は変化しないそうです。
普通はアルマイト処理をして電着塗装をするのですが
色合いが合わないと素材が全てだめになります。
この方法ですと色合いを確かめてから陽極酸化処理をしますのでやり直しも利き無駄も出ません。
参考のホームページにお電話されては如何ですか。

お礼

2004/11/01 08:29

ご回答ありがとうございました。確認してみます。

質問者
2004/10/29 21:38
回答No.5

「離形剤等が内部から滲み出てくる」
日本の加工業者さんは、よほどの事が無い限り、
ノンシリコンの脱型材を使用していると思いますが、
中国製の部品の場合は、シリコン入りの脱型材を使用している事が多いようです。

『ADCを塗装する前にから焼きしてみたら』
この手法は、目に見えないスによって、焼き付け時に空気が熱で飛び出して、塗装表面に気泡が出ている場合には、有効ですが、密着を良くする事はできないと思います。

国内で塗装しているのであれば、塗装工程よりも、脱型材にシリコンが混入していないか確認する事だと思います。
ブラストが有効なのは、表面に残った脱型材を削ぎ落としているからです。
塗装屋さんに相談して、ADC専用のプライマ-も有るので使用を検討してみてはいかがでしょうか?
また、カチオン電着後に、アクリル塗装も耐候性が上がって有効かと思います。

お礼

2004/11/01 08:41

ご回答ありがとうございます。一応日本で加工しているんですが、何分コストがきついため中国並みの価格でお願いしています(笑)。早速、塗装屋さんと協議します。

質問者
2004/10/29 18:39
回答No.4

こんばんは。

一般的にはやはり、ショットブラストで鏡面を荒らしてやるのが一番だと思います。

それとも、有色アルマイト処理というのもあります。
建材なら普通この方法取っていませんか?

お礼

2004/11/01 08:31

ご回答ありがとうございました。やっぱり、表面を荒らすことが有効なんですね。コストと比較して検討してみます。

質問者
2004/10/29 16:30
回答No.3

ADCは特に塗装、接着の難しい素材です。

ブラスト等の物理処理、化成皮膜などの化学処理、更にはプライマーも必要かもしれません。
部品のサイズによっては焼付け温度も効いてきます。

養生テープ程度の接着力で剥離してしまうということは全く接着していないということですので、アクリルのメーカーの方も含めて検討されてみてはいかがでしょうか。

私もアルミの接着で非常に苦労したことがあるので、がんばってください。

お礼

2004/10/29 16:47

ご丁寧な回答ありがとうございます。
無知なもので、ADCって言うんですね。
勉強になります。
ところで、ご回答の中にある焼き付け温度というのは、塗装を焼き付ける際のことを指してるんですよね。さきほど、『ADCを塗装する前にから焼きしてみたら』という話を聞いたんですが、ADCでは一般的なことなのでしょうか?

質問者

お礼をおくりました

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