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組立図の部品表の扱いに関する質問
2023/09/06 21:54
- 組立図内に部品表を描くのは基本だと思いますが、組立図が数枚になる場合があります。皆さんはそのような場合には部品表を何処に記載していますか?
- 先日、私が部品表を描いていたところ「それぞれの組立図で挙げられている風船を部品表に明記するのが基本だ」という指摘を受け、悩んでいます。
- JISでは特に部品表に関しての明確な規定は無いようですので、皆さんそれぞれの意見を知りたくて質問させて頂きました。採用している方法のメリット・デメリットを挙げて頂けると大変助かります。
図面管理【部品表の扱いに関しての質問】
2004/10/02 14:06
組立図の部品表の扱いに関して皆さんのご意見聞かせてください。
組立図内に部品表を描くのは基本だと思いますが、
組立図が数枚になる場合があります。
皆さんはそのような場合には部品表を何処に記載していますか?
?1枚目(もしくは最後の図面に)にまとめて描く。
?組立図とは別に部品表を描く。
?1枚の組立図に挙げられている部番(風船)に対してはそれぞれ部品表を描く。
先日、私が?で描いていたところ「それぞれの組立図で挙げられている風船を部品表に明記するのが基本だ」という指摘を受け、悩んでいます。
ちなみにその組立図は、2枚の図面と1枚の部品表(図面として登録させますが)が1式となり、部品点数は100点程度になります。
JISでは特に部品表に関しての明確な規定は無いようですので、皆さんそれぞれの意見を知りたくて質問させて頂きました。
採用している方法のメリット・デメリットを挙げて頂けると大変助かります。
組図の形態は、「配管図1/2(部品表なし)」「配管図2/2(部品表なし)」「配管図部品表(2枚の組図の部品表を全て記載)」の3枚が1setであり、これが一つのユニットとして考えていたところです。
(実体配管図で記載しております)
つまり「一つのユニットをあらわす部品表を分けて描く」という事を要求されているのです。
「配管図1/2(部品表あり)」「配管図2/2(部品表あり)」というという形態が正しいのでしょうか?
同じ部品を使用することもあり、チェックが繁雑なような気がします。
質問者が選んだベストアンサー
組立図はしばしば、そのまま組み立て指示書として転用され、多くの場合それで問題ないでしょう。しかし、本来組立図の作図は、設計製図した部品の図面上の組み立て検証の機能があり、また部品表は部品データベースの基礎データとなる物です。
従って、図面は正しいだけでなく分かりやすい事も重要であるのは確かですが、現場組み立ての指示図として意識しながら作図するのではなく、その役割として不足であれば、組み立て工程指示書(図)を追加作成すべきです。
話は変わりますが、CAD図面は、フリーハンドで分かりやすく自由に説明追記したりといった事と同等の事をしにくい面があり、一件綺麗だがかえってミスを防止しずらい緩急のない図面になりやすく、注意が必要ですね。要するに、実は情報の少ない図面になりやすいわけです。作図時頭の中はカラーの線で出力もカラーだが、現場には白黒コピーが回されるなんて言うのも問題です。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
それぞれの会社での慣習や風土なども、影響するかと思いますが、一番大事な事は、その図面を見て組立・作業する人が、見易く・間違え難い事だと、思います。
これは、私の個人的な意見ですが、幾らCADで綺麗な図面を書いても、それを見て作業する人が、こっちを見ながら、あっちも見る、つまり、作業しながらページをくる様な状態が、効率の良い仕事と言えるでしょうか?
私も、今は設計の仕事をしていますが、嘗ては現場作業者でした。そんな時、一目見て、作業内容・組立内容が判る図面は、設計者に対しても、流石だと感じましたし、逆の場合は、憤慨したものです。
どの方法が良いのか、一概に良いとは言えないと思います(ちなみに、私は ? の方法が良いと思います)。しかし、その図面の必要性・意味をよく考えて、図面を見る人の立場になって考えれば、きっと、良い図面が出来ると思います。何故なら、誰も、その図面を見なくて良いので有れば、そんな図面は、書かなくて言い訳ですから・・・
お礼
2004/10/06 08:30
ご意見ありがとうございます。
全くその通りで、図面を見ても組めない様であれば組図を描く意味がなくなるでしょうね。(現場作業者としては)
この件は「・・・でなければならない」というような指針はなく、会社の管理方法や、生産する期間や生産物の品種等による部分が大きいかもしれません。
私も、#2さんと同様に
「組図が2枚に分かれる事を許容するなら、部品表も別で良いはずです。」
と思います。
図面に記入した場合、その図面内の部品のみしか記入できませんし
全体の集計をする場合は別にもう一つ部品表若しくはそれに変わるものが必要です。
また、部品に変更が生じた場合で両図面に共通で使われている場合は
どちらの図面も変更の必要が出てきます。
よって?が良いのではないでしょうか。
電子回路の図面を引き合いに出して良いかわかりませんが
回路図は何枚にも渡っていても、パーツリストは別に作ります。
(ちょっと無理のある説明ですが)
お礼
2004/10/05 12:41
参考になりました。ありがとうございます。
図面ごとに記入した場合のデメリットとして
管理が煩雑になりますね。
また、電気図面は確かにそうですね。
私は?ですね。
組立図は、組み立て作業指示図として使用するので、組み立て時には部品表も必要になります。
また多数枚にわたる組図は、それぞれをサブAssy出来る形、ユニット的考えとしています。
これは、類似設計をする場合にそのユニットを流用することもありますし、また見積り時のデータとしてもユニット的に見て積算する場合が多いので。
そうした場合、部品がその組図単位で拾えた方が便利なので、それぞれの組図単位で部品表を作ります。
客先の仕様によって組図の用紙内に書くこともあります。ほとんどはExcelなどの表にしてしまいますが。
お礼
2004/10/03 08:00
ご意見ありがとうございます。
つまり、組図が多数枚にわたる場合はそもそも【親図】と【子図】に分けるということですよね?
今回、私が作成している図面はいわゆる「実体配管図」で一つの装置の配管をすべて描く必要があります。
そこに実際の配管自体も図面化(部品図も描き発注しております)し配管継手や計器類・・・配管作業に含まれるすべての部材を描いております。
その為、この図面に関しては一部をユニット化する事が難しいのです。
本来、組立図は部品の組み立て検証図であるとともに(CADの影響でほとんど計画図と化していますが)、一目で全体が把握できる役割を担っているはずなので、部品表が組立図と共にあるというのが正当なのかも知れませんね!
しかし、組図が2枚に分かれる事を許容するなら、部品表も別で良いはずです。その上で組立図を検証する時はいつでも部品表と共に見る事を定めておけば良いわけですね。組立図内に、部品標番号を明記する欄を設け、記載を義務化してはどうでしょうか?
そうすれば、部品表は常に組立図と一体にありながら、独自の役割も広げられます。共通部品管理などはとにかくデータベース化しなければできないわけですから。
社内慣習、管理システムが大きく支配する問題ですね。私は2の方が一般的だと思っていますが、組図に書く場合で、組図が複数枚ある場合、主たる組図に書き、補となる組図には分けない方が良くないでしょうか?
そもそも部品表はデータベースなのですから、その意味でも図面内に書いた場合、もう一手間管理の為にかける必要が出てきます。
お礼
2004/10/02 17:10
ご意見有難うございます。
AICAさんのおっしゃる通りで、管理システムに関連した問題です。
当社の考え方は「部品表は組図の一部」であってデータベースであるという考え方はありませんでした。
部品表を組図に描き、なおかつ部品手配の為の帳票の発行も必要となります。
その為、チェック項目が増えているのが現状という事になります。
お礼
2004/10/09 08:35
ありがとうございます。
非常に参考になります。
私も「部品図の検証機能としての組図」を意識しており、どちらかというと検証(検図)しやすい図面を描いているかもしれません。
説明の追記に関してはCADでも可能だと思います。
紙に出力後フリーハンドで書いてしまえばいいわけですから。
ただ、CADを使っているとそういった『心使い』をしなくなってしまっているかもしれませんね。