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有色クロメート処理後の鉄素地ボルトにウイスカ発生?
2023/10/13 22:35
- コンピューター室内でのウイスカによる機器障害が問題になっています。電気亜鉛メッキ後に有色クロメート処理された鉄素地ボルトについて、ウイスカの発生はあるのでしょうか?
- コンピューター室内で電気亜鉛メッキ後に有色クロメート処理された鉄素地ボルトは使用されていますが、ウイスカの発生には注意が必要です。
- 電気亜鉛メッキ後に有色クロメート処理された鉄素地ボルトは、ウイスカの発生が懸念されます。コンピューター室内での機器障害を予防するためには、適切な対策が必要です。
有色クロメートにウイスカは発生するか?
2004/05/21 14:44
有識者の皆様、ご教授下さい。
最近、コンピューター室でのウイスカ(亜鉛のヒゲ状結晶)による機器障害が問題になっています。
そこで、コンピューター室内では、電気亜鉛メッキを施した部材は使用しないようにしております。
今回教えて頂きたいのは、コンピューター室内で使用しているボルト・ナット類についてです。
今使用しているボルト類は、鉄素地に電気亜鉛メッキ後に有色クロメート処理されたものです。
クロメート処理した物も、やはりウイスカは発生するのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
良く言われていることです↓
電気亜鉛めっきが原因の一つなので発生します。
ねた元はJEITA
原因とメカニズム
電気めっきを施した場合、電気めっきした部材の中に残っている応力(残留応力)により金属の分子が押し出され、ヒゲ状に押し出され成長していく。ウイスカの太さは約2ミクロン、長さは23ミリ前後まで成長することが確認されている。
ウィスカの発生は再結晶温度の低い金属の電気めっきで起こりやすく,亜鉛のほかスズの事例が有名である。
予防と対策
ウィスカの発生防止には,電気亜鉛めっきそのものを排除する必要がある。材質の変更(スチール系材料そのものを,アルミ系や窯業系材料に変更する)や,表面処理方法の変更(溶融亜鉛めっき,ニッケルめっき。塗装は不適)を行う。ウィスカの飛散防止には,当該部品をウィスカ発生のおそれのない金属系材料もしくは難燃性樹脂等でカバーリングを行う。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
私は工事屋さんでなく、筐体設計部門なのでそっちの方面からの話になりますが、設置カナグに使用するねじはすべてニッケルめっきかもしくはステンレスです。
亜鉛めっきのねじはクロムフリー絡みの問題も有り現在は使用していません。
お礼
2004/05/26 18:16
ご回答ありがとう御座います。
コスト面やユーザーの理解度等も考えつつ、対策を検討中です。どちらにしても、ウイスカ対策すると、コスト高になるのでユーザーの理解が必要ですから。
コストが安くウイスカが発生しない方法があれば、ご教授下さい。
発生します。
お礼
2004/05/21 17:40
早々のご回答ありがとう御座います。
やはり、発生するのですね。
お礼
2004/05/21 17:44
丁寧なご回答、ありがとう御座います。
電気亜鉛メッキが原因なのは調べてわかったのですが、クロメート処理により防止出来るか分からなかったのです。クロメート処理されても、やはりウイスカは発生してしまうんですね。
やはりステンボルト等を使うのが最善でしょうか。。。