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2004/04/26 17:05
教えて頂きたい事があります。
黒色アルマイト後にアロジン処理を、行いたい
のですが、
可能でしょうか?それとも不可能でしょうか?
可能・不可能
どちらの場合でも、その理由も教えて頂けますか?
(何故出来るのか・何故出来ないのか)
宜しくお願い致します。
現在(4/28)の時点で
処理出来ないというご回答のみ頂いたのですが
処理出来るという意見
または、ウチでは実際にやっているよ
という方がいらっしゃれば、
是非、意見を聞いてみたいので
宜しくお願いしたいものです。
もぅ 少し待って
回答が無い様でしたら
締め切らせて頂きます。
できません。アロジン処理はアルミの活性な部分と反応して膜を生成させる処理です。アルマイトすると表面は酸化アルミの化合物となり不活性になります。そのため、処理はできません。一度アルマイト層を剥離すればできると思いますが、目的がよくわかりません。
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アロジン処理ではなく、重クロム酸による封孔処理ではないですか?アルマイト後は必ず封孔処理があります。一般的なのは酢酸ニッケル系の封孔剤ですが、まれに耐食性を要求するものに対しては、重クロム酸を主成分とした液で封孔します。アルミと重クロム酸が反応してアロジン処理と同じような化合物を形成します。現在では排水の問題があり、あまりやっておられるところは少ないと思います。
2004/04/28 08:45
ご回答ありがとうございます。
いえ、封孔処理後にアロジン処理を行っている
ようです。(工程表上)
QC工程では
脱脂→水洗→アルカリエッチング→水洗→化学研磨
→水洗→陽極酸化処理(アルマイト)→水洗
→染色(黒)→水洗→封孔処理→水洗→アロジン処理
→水洗・湯洗です。
封孔処理に関し勉強になりました。
ありがとうございます。
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2004/04/27 09:06
早速のご回答ありがとうございました。
目的は、耐食の為だと思われます。
この質問をさせて頂いた理由は、昔からあるAという
品物に対し、ある鍍金屋さんにて処理して貰っていました。
そこでは、黒アルマイト後にアロジン処理をすることが出来る! との事で処理して頂いていたそうです。
(QC工程もあり、大手会社さんに工程表も
提出しています)
弊社でこのAという品物を加工鍍金処理までして
製品として納品出来ないか?という話しがあり、
鍍金工程の部分で悩んでいましたので、ここに
質問させて頂いた。という経緯です。