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2004/03/11 12:36
溶接後、鉄板が歪んでしまいとおりが出ません。
薄い板ならハンマーなどで直しますが、板が厚くなるとなかなか出来ません。プレス等もありません。
よく火であぶって歪みを取ると聞いたことがありますがどこをあぶるのか、またどのように行うのか教えてください。
一般的な鋼材であれば加熱後の水冷は効果的です。但し高張力鋼は硬化してしまう恐れがあるので水冷は避け空冷とした方が良いでしょう。温度の目安は600℃以下としてください。それ以上加熱すると一般鋼材でも硬化してしまいます。
ありがとうございました。
参考になりました。
2004/04/07 14:21
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溶接変形の原因は、加熱されるのが溶接線に沿った狭い領域であるため、その領域が加熱時には膨張し、周辺の加熱されない部分の拘束によって圧縮されて、やがて冷却時には収縮する。ここで、加熱時に圧縮されているためもとの長さよりも短くなろうとする。これにより溶接歪みが生じます。
溶接線の裏面をガスバーナーで加熱することにより裏面も収縮させてやれば歪みは取れると思います。
全体寸法が小さくなりますので収縮量に注意した方が良いと思います。
ありがとうございます。
ガスバーナーでどの位まで加熱すればいいのでしょうか?
また加熱したあと水をかけたりすると聞きました。
いかがでしょうか。
2004/04/07 11:57
ガスバーナーでの部分加熱作業は障子張りの後の霧吹き作業のイメージだと思います。
溶接の熱影響で板が収縮してしまうため他の部分がたるんでしまうようです。
溶接方法の研究(順序、適性電流、脚長、溶接姿勢、ete)で歪を極力少なくするのが一番だと思いますが、なかなか難しいです。
ありがとうございます。
いろいろとやり方を変えたりしていますが…
難しいですね。
2004/03/31 07:56
KUTUHIRO さんが言われている方法で修正可能です。(感と腕次第ですが・・・)
薄い板も同様に修正することは可能です。
(ガソリンタンクなどの内側に当てを入れられない場合などにも同様の作業をで表面より修正可能です。)
ありがとうございます。
やはり経験をつまなけらばいけませんね。
2004/03/12 19:21
#3さんの方法で良いと私も思いますが、S25COrSSの様なC量の少ない鋼は、良いのですがS45C様にC量の多い物は、後焼き割れ等発生する可能性が高いです。よって、それらの材料をお灸する場合は、温度等注意して作業を行ってください。又、C量の高いものをお灸した場合、その箇所は、硬化します。お灸後、硬度計にて測定することをおすすめします。硬度が高い場合は、応力除去焼き鈍し(再加熱+空冷)を部分的に行うと良いと思います。
ありがとうございます。
2004/03/12 19:14
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