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2005/10/21 00:58
鉛フリーハンダで電線をジャブ付ハンダします。
ハンダ槽の温度は当初、約380℃で行っておりましたが、ハンダ先端に角ができたり、ハンダ面が白化したりするのでハンダ温度を約280℃に変更しました。
温度変更したことによって、正常なハンダができるようになりました。
温度を下げることによって何か懸念されることはありますでしょうか?
またハンダのメカニズムについて、知識不足のところがありますので詳しいサイト等ありましたら教えてください。
はじめまして
最初の温度が高すぎます。(**)
380度は普通ありえません、もしかして半田ごての温度から出てきた数値でしょうか?
鉛フリーはんだ(SnAg3Cu0.5の溶融温度:217度)でも、はんだ槽内のはんだ温度は通常260度です。
280度ではまだ高いと思います。電線の被覆の耐熱温度は何度でしょうか?
それを超えないようにしたほうがよいと思います。
「温度を下げることによっての懸念」
正しい温度に近づいたので、逆に懸念がなくなります。^^
角:加熱しすぎによる現象(酸化による濡れ不足)
白化:加熱しすぎ:普通ここまで行きません、なにか金属間化合物出来ていると
考えられますが、はんだ槽自体の金属が溶け出ていると思います。
はんだ槽なので、フローはんだ付けと温度は同じと考えてください。
http://www.ncsd.necel.com/environment/pbfree_j.html
詳しいサイトはすぐに出てきませんが、日本溶接協会がはんだ付けの総本山ともいえます。^^;
今、はんだに溶け込む不純物による影響を調べてみました。重量パーセントによって違うのですが、大まかな参考として
ぬれ性の低下、つらら(角)の因
:Al,Cu,Cd,Zn
はんだの表面酸化(白化に関係?)
:Ag,Al,As,Bi,Cd,Fe(425度以上で溶け込み),Zn
回答ありがとうございました。
ご指摘の通り380℃は半田ごての温度から導き出しました。
電線の被覆の耐熱温度は公称105℃(105℃X10000h)です。ハンダ付け時間は約2秒で作業しております。
まだ高すぎるようですね。。。ハンダ槽の温度260℃でトライしてみます。
教えて頂いたサイトでもう少し勉強してみます。
ご親切に教えて頂き本当にありがとうございました。
2005/10/21 23:18
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